あらすじ紹介
虫憑きたちの最後の戦いが始まった。反撃の鍵となる利菜、ハルキヨ、アリスら一号指定が集結する中、“ふゆほたる”と“かっこう”は全ての決着をつけることができるのか!? それは、最高で最悪の“夢の結末”!!
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みんなからのレビュー
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ひめありす@灯れ松明の火
44何度も絶望に潰され、己のふがいなさに膝を落とし、涙に顔を歪めて、銃を握る手は力を失って。耳障りな羽音と、無慈悲で暴力的に、幾つもの命が失われて。それでもなお、諦めきれなかった。謳い続ける事しかできなかった。一寸の虫にも、五分の魂。ならば残りの五分は、夢で、未来だ。繭の中で一度眠りに就いた夢。クリスマスソングに眠り姫が目覚めたら。その地平の先の約束へもう一度歩き出そう。最高でも、最悪でもない。最良でも、最善でも、多分ない。ありきたりで平凡で、そして誰もが見果てなかった夢の先にある。たった一つのハッピーエンド 続きを読む…
ネタバレあり -
水無月冬弥
12岩井恭平先生(@kyoiwai)の #ラノベ ついに終わってしまった。素晴らしかった! アリス派は不満だと思うけど、ふゆほたる派の僕には大満足の結果だった。ただ2人で手をつなぐ、そのための物語であったかなあ、感無量。そして最後の2枚のイラストも最高であった。本当に最高で最悪の“夢の結末"だったなあ、いやあ、ラノベって最高だね! 続きを読む…
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ちゃか
1111年に及んだ長いシリーズが、ついに完結。好きなシリーズだったので、無事に終わってくれたのはうれしいですね。ただ、最後はかなり駆け足だったといいますか、大味な印象があったのでそこは残念。せっかく最終決戦だからと一号指定が集まったのに、なんかパッとしなかったかなぁ、という印象が残る。キャラが増えたのに、メイン以外の彼らは結局その後どうしたのかっていう部分がどうしてももの足りない。なんだかんだ言いつつも、楽しんで読みましたけどね。 続きを読む…
ネタバレあり -
鑑真@本の虫
9完結。 最後は分かりやすく全力の決戦……燃えるじゃないか。 このシリーズは思春期の少年少女に、「夢」というテーマを投げ掛け問い続けた、まさしくライトノベルがあるべき姿だと思う。 その終幕に、この最終巻は相応しかった。 何度も絶望し、手離し、夢を見た彼らにとって、この戦いはどうだったのだろう。 ただ、集う一号指定たちの秘めた想い、戌子を継ぐ「成果」、読み進めるごとに思い出すすべての登場人物と夢。 そうしたものがこの作品を最高峰の傑作と思わせてくれる。 いつか立ち止まったときにまた読たい。 そんな作品だ。 続きを読む…
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あわうみ
9とうとう読み終わりました。扉絵を見て幸せな結末は諦めていたので、最後優しい終わり方で本当に嬉しかったです。前の巻までで訳が分からない状態だったかっこうもしっかり納得しました。すべての1号指定が揃ったときは読んでいて本当に鳥肌が止まりませんでした。本編では言葉を発さなかったアリスが今後どうなったのか気になります。あと、あとがきにあった「読者は大助の物語が読みたいんだ」と助言した編集者、GJです。岩井先生、お疲れ様でした。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2014/05/01
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定価726円(本体660円+税)
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ISBN9784041014431
関連サイト
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公式サイト