
あらすじ紹介
横須賀鎮守府に、陽炎もよく知る同型艦・不知火が転属してくることに。深海棲艦に対し大規模な作戦を実施すべく艦娘を集めているのだ。また一緒に戦えると喜ぶ陽炎だったが、逆に曙たち第十四駆逐隊の面々は、自分たち以上に陽炎を知る不知火に対して微妙な気持ちに……。そんなぎくしゃくした空気を孕む中、横須賀鎮守府の総力を挙げた攻勢作戦が開始されるのだが――。
みんなからのレビュー
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異世界西郷さん
40艦これのノベライズは3作品ほどありますが、個人的にはこの作品が一番好きです。努力とか友情など分かりやすい感情がテーマになっていて読んでいて清々しいです。今回は不知火が登場ということもあり、陽炎の表情がコロコロ変わっていく様がとても可愛かったです。第十四駆逐隊の面々とも絆が深まっている様も善く表現されていたように思います。次巻はリンガ泊地が舞台になるようですね。こりゃ、水着回あるでw。 続きを読む…
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まりも
34今回も熱い友情の王道物語でした。陽炎、不知火組高雄、愛宕組の姉妹艦の繋がりだけじゃなく14駆逐隊の絆と成長を見ることが出来る激戦があったりとイベント海域をネタにしているだけあって盛り上がりっ放しでした。真っ当に友情物語をやってくれて嬉しいです。誤植が多いのだけが残念だったかな。3巻に続くみたいだけど今後どう進めていくのか楽しみ。 続きを読む…
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流言
31面白そうなアトモスフィアはあるのだが、あと一歩物足りない。ゲーム中では断片的にしか描かれない要素を『鳳翔さんは艦隊に籍を置きつつも事実上引退して居酒屋を開いている』『南海棲戦鬼は身体を自動修復する(ボスゲージの自動回復)』『波を被って弾薬が湿気ることを「うずしおにやられる」と俗称する』といった形で落とし込んでいるのは良かったが、ミリタリーとしては緊張感が足りないしジュブナイルとしてはキャラクター同士の関係性を充分に描き切れていないという印象だった。イベント当時からプレイしていたらより楽しめたかもしれない。 続きを読む…
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あなほりふくろう
30皐月とジョッキを交わしたい(憲兵さんこちらです) いいですねこの熱い展開、大好き。陽炎は不知火好きすぎるだろうと苦笑しながらも、第十四の陽炎を含めた絆の、団結の強さに感動。ベタだけどこれも好物なのですw 作者がキャラひとりひとりを諸提督の最大公約数的なものに留めずきちんと登場人物として手の内に入れているから、彼女たちの挙動が至極自然になっていて。にしても夏イベ未経験だけど鬼撃破とかこの駆逐隊強すぎだろwww ひとつ、p246は大事なことなので二度言ったのでしょうか長月さんw 続きを読む…
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シンヤ
23いいね、真っ直ぐに王道だね。展開は一昔前の熱血系王道作品でベタですが、だからこそ盛り上げどころを心得ている感じで好感触です。設定面も安定かな、程よいバランス感かと。非常に手堅い作りです、シンプルで読みやすいけど、綺麗に纏まっていて気持ちいい。気になる点も誤差範囲で丸め込めれる王道なノベライズかなと思います。今回は台詞の使われ方も上手い。これはかなりの安定したクオリティじゃないですか。知っていても、知らなくても楽しめるバランス感でいいかなと。比較的地味なタイプではありますが、ノベライズとしては上々ですね。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2014/03/12
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定価704円(本体640円+税)
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ISBN9784047294615