あらすじ紹介
「あの大戦」で撃沈した空母・瑞鶴が目覚めると、そこは懐かしの地によく似た世界だった。かつての戦いの記憶と能力を持つ“艦娘”となった彼女は再び戦いの道へ――。大人気ブラウザゲームの公式ノベライズ、発艦!
みんなからのレビュー
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流言
34『艦隊これくしょん』ノベライズ。キャラクターを活かしていた『陽炎、抜錨します!』に比べて架空戦記小説としてのカラーが強く、設定も重め。序盤から大型艦が活躍し、引きでは戦艦大和が早くも登場するなど人気キャラクターが多く登場し苦戦しつつも派手な艦隊決戦を挑む艦娘の姿が楽しめる。自分の軍事に関する知識が乏しく終盤の決戦シーンを楽しみきれなかったのは残念なところ。あと、著者は戦記物出身ということで第二次世界大戦には相当詳しい人で、わかって描いてるとは思うんですが翔鶴が不幸だと言ってたら末妹の大鳳が困ると思います! 続きを読む…
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まりも
30今までの艦これノベライズ作品の中で一番濃い内容だったと思います。艦娘を「あの戦争」で沈んでいった艦隊の生まれ変わりにしたのは上手い。史実を踏まえた上での作品なので読みやすさと作品の重厚さがあり読んでいてすごく楽しめました。戦記モノをメインにしている作家さんなだけあって薀蓄や戦闘シーンの読み応えも十分。艦これユーザもそうじゃない人も十分楽しめる1冊だったんじゃないかなと思います。 続きを読む…
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異世界西郷さん
28秋のイベントで沈めてしまった瑞鶴が主人公ということでなんというか、複雑な気持ちを抱きながら読みました。(大破進軍なんてしなけりゃよかった(T-T))個人的には面白かったと思います。翔鶴を初め、いろいろな艦娘が出てきて楽しかったです。特に、翔鶴の不幸艦という前世と瑞鶴の幸運艦という評価が織り成す互いの葛藤は巧く表現されていて、読みごたえがあったと思います。次巻は大和も出てくるようなのでどのような展開になるか楽しみです。 続きを読む…
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あなほりふくろう
23むー。「ええ話」やけど無難ていうかお約束の域からは出てないやね。「頑張り屋さんな女の子」を、なんでこうテンプレ通りにしちゃうんだろう? 文章的にはまず『あの戦争』『あの戦争』うるさい。ストーリー上説明の必要なところなんだろうけど、もっとスマートに挿し込むことはできないのか。また(カッコ)で主人公の心情吐露をさせるのは描写を横着してるようで。戦闘描写は流石と思わせるけど、良かったのその辺くらい…… 戦史には詳しいのでしょうが小説書きとしては上手くない、そんな一冊でした。 続きを読む…
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心結
20艦これのノベライズはこの巻が初めてです。そこそこ面白かったかな?結構前世のことについて触れてるので話が重いですね。明るいパートが少ないです。ただ、、加賀さんはやっぱり良いですね!幸運の空母がこの先どう成長していくのか楽しみです。あと、翔鶴が平手打ちした挿絵が印象的でした。 【☆☆☆☆★★★★★★】 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2014/02/25
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定価660円(本体600円+税)
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ISBN9784040700328
関連サイト
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公式サイト