あらすじ紹介
帝国全土を駆け巡った“皇帝崩御”の報せを受け、群雄たちが動き出す。皇位継承権を巡る皇子たち、帝国海軍を率いる女傑、帝国最強の将軍――。兵なき僻地を治めるうつけ皇子がとった生き残りをかけた奇手とは!?
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みんなからのレビュー
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よっち
34今回皇帝の事故死に対して、有力な各陣営がどう動いたかを描いていた巻。サイファカール陣営のシリアスになりそうな展開をシリアスにさせない明るさが、このお話の読みやすさに繋がってるとは思うんですが、何かあるたびに話がどんどん脱線していくので、もう少し周り女だらけの状況とか、エロ要素は適度な感じに抑えてくれるといいかなと(苦笑)物語全体としては意外性はないものの、話を手堅く作って、きちんと進むべき方向に着実に進めていってるとは思うので、その辺はさすがの構成です。あとはこの広がった世界観をどうまとめていくかですね。 続きを読む…
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Tomokazu Kumada
25宰相が差し向けた暗殺者の手を掻い潜り、辺境の砦へと辿り着いた第六皇子の元に【皇帝崩御】の報せが齎された前巻。西方世界(ウエスタ・ムンド)の統一という覇業を成し遂げ、帝国の平和と維持の為に動いていた矢先に発生し帝国全土を駆け巡った【皇帝崩御】の報せ。誰もが予想だにしなかった皇帝の死によって、突如空席となった帝国の王座を巡り、各地に散らばる群雄たちの思惑により内側から崩壊を始めてゆく帝国の瓦解を防ぎ、再統一を目指す虚け皇子が示す指針と作戦とは……。皇位継承を巡り群雄たちが動き始める帝国興亡記シリーズ第2弾。 続きを読む…
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まりも
20今回はサイファカールやその他の候補が本格的に動き出す話。2巻の段階で多くのライバルが現れるのでキャラの把握に苦労するけど物語がどんどん賑わってきて楽しいな。この作品はすごく純粋に戦記物として面白いのです所々挟んでくるエロ要素がちょっと邪魔ですね。お色気が必要なのはわかるけどもう少し場面を選んで挟んでほしいです。次巻はサイファカールが舞台上に立つきっかけの回になるという事で楽しみです。 続きを読む…
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S.T.
15来ました『ローマ帝国興亡記』2巻(違)。1巻で辺境州に飛ばされたサイファカールのもとに、皇帝崩御の報が飛び込み、いよいよ本格的な主人公の雄飛が始まる。語りが少し特殊で、戦記物ではあるけど、歴史物の傾向が強い本作。1から10まで語っててくどすぎるって意見もあるようだけど、個人的には賛成です。というのも、古代や中世をモデルにしたファンタジー戦記の批評で、作中の世界の価値観が現代とまったくちがうのを理解できてない人が割といるのは昔から感じてるので。まあ、作者のお寒いギャグ展開については擁護不能ですけどね(笑) 続きを読む…
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@わんだ。
15サイファカールが群雄の一角になる回。他の王子たちやその他の実力者たちが何人か出てきました。この中で何人と直接戦うことになるのだろうか?それにしても行程の死に方...まぁ、あそこまですごい人だと変に暗殺とかだと微妙になりそうだからしょうがないのかな?あと、相変わらず所々にエロ要素が、ある分には構わないけど、真面目な感じの場面でも容易に脱線してしまうからそこが残念かな。次巻は春~夏辺りらしいので楽しみに待ってます。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2014/01/25
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定価638円(本体580円+税)
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ISBN9784040700113