あらすじ紹介
オティヌスの支配は、成就した。 闘いの舞台であるグレムリンの本拠地、東京湾上に浮かぶ『船の墓場』は消失した。それどころか、世界そのものも消えて無くなった。共に来たインデックスも、御坂美琴も、レッサーやバードウェイ達も当然消えた。 統一された闇の空間。黒一色のそこに、上条当麻だけが残されていた。その理由は、ただ一つ。世界の基準点であり修復点でもある『右手』を持つからだった。 神と成ったオティヌスにとって、上条当麻はすでに微塵も興味の無い存在となっていた。いつものように、ここから彼の逆転劇が始まる可能性は、全くない。 ここはそういう『世界』だった。 そして。 そして。 そして。 これは、上条当麻の心を挫く物語。
みんなからのレビュー
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Yobata
72『槍』を完成させ魔神に登りつめたオティヌスは世界を終わらせた。360度どこを見回しても無しかない世界に連れて来られた上条当麻は、オティヌスによって当麻の精神をへし折る為に作られた数々の位相の世界に送られるもののなんとか耐え抜いていた。しかし最後に見せられた誰もが幸せで完璧な世界を見て元の世界に戻りたいという自分の心が折れてしまう…。今巻は丸々一冊主人公上条君と黒幕オティヌスとの精神的一対一の話。オティヌスの攻撃に上条君が絶えられるかの攻防一直線の戦いで、オティヌスが見せた『見方』が変わった世界は上条君→ 続きを読む…
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いーたん
68よし!オティヌス陥落! 続きを読む…
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sskitto0504
68なんか、すごい!今までもすごかったが、本当にすごいと思った今回。 今までここまで上条さんがやってきたことを全否定しつつ、最後はやっぱり最高にかっこよすぎる上条さんで。 長くなってきてつまらなくなってるという人もいるだろうけど、自分は大好きです。 次巻の戦い、インデックスや御坂とも戦うんだろうし、すげー楽しみです! 続きを読む…
ネタバレあり -
まりも
61新約の中で一番の出来でした。主役は3人いますが禁書を盛り上げる主役は上条さんだけやね。心を折られた上条当麻とその上条当麻を再び立ち上がれせた「総体」。これはシスターズだからこその役割だな。新約に入ってから盛り上がりに欠けた展開ばかりだったが今回のは今までの不完全燃焼具合を上手く使っていた。カラーイラストも素晴らしかったし禁書途中で切らなくて良かった。一人の女の子の為に世界と戦う上条さんがどうなるのか次巻が楽しみ。 続きを読む…
ネタバレあり -
謡遥
59ううむ、表紙がエロい(ぇぇー ひとまず理屈は知りませんが、上条はここまで窮地に立たされてしかも発破を掛けられないと自分のために行動できないという大馬鹿だと分かったわけですね全然違います。ちょっと夜桜四重奏の秋名とか思い出しました。それにしても色々あったとはいえ魔神(元)を助けるためマジで世界を敵に回す上条さんマジ上条さん、意味は知らん。それにしても上条さんの理屈がチープすぎて一瞬ナニイッテンノかわかんなかったです。もう理解は放棄していいかな(遠い目)。唯一バグとはいえ残ってた総体に感謝。繋がりって大事。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2014/01/10
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定価715円(本体650円+税)
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ISBN9784048662222