あらすじ紹介
俺と敷島の二人で、どうにか成し遂げた『ゲームクリア』は、次なるステージのスタートでしかなかった。 巨大怪獣を凌ぎ、俺と敷島が安堵したのも束の間、「セーブしました」というメッセージと、スキル獲得の表記。つまり、次なる敵がやってくるのだ。それは、大量の刺客を擁する『ラットマン』と、血の雨を降らせてくる『ねずみおとこ』だった。 俺と敷島の、強くないままの『ゲーム』は繰り返される。
みんなからのレビュー
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T.Y.
28まさかの主人公達の記憶まで含めたルート分岐を見せたゲームファンタジー小説、二つのルートの明暗がいっそう際立つ第2巻。前半は二人で力を合わせてまずまず上手く攻略し、二人の仲もいい感じだっただけに、後半で多大な犠牲を出し、藤はお荷物扱いで無力感に苛まれるのが非常にキツい。作中の悪い出来事というのは、ある程度まで読者にとっては他人事だが、「もっと上手く行った」可能性と対比されることでかえって辛さが浮き上がる。山崎さんが活躍しなかったのも重さの原因か。そして敷島に力を与えたら人類が危ないという読みは正しかった。 続きを読む…
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謡遥
19ルート分岐が実に強くなってきました。強くないまま、というのはクリアするまでの間のようですが、それでもクソゲーなのは怖いなー。前半は楽しく読んでいたのですが、後半は…鬱でした。 続きを読む…
ネタバレあり -
Yobata
162つに分岐してセーブされたStageがそれぞれ始まっていく。Stage2-Aでは被害者無しで見事怪獣を倒し、スキルを獲得した藤が入院した先の病院でゲームが始まる。討伐対象はラットマン、無数のネズミ群で人体を食い破り寄生する化物。今回のゲームは寄生された人ごと殺せば簡単にクリアできるが、たとえGAMEだとしても人を殺せるのか…。Stage2-Bでは大量の犠牲の上で勝利した敷島にスキルが与えられ間髪言わず学校からゲームが始まる。討伐対象はねずみおとこ、人型の巨大ネズミで赤い雨を降らしながら逃げ回る化物。→ 続きを読む…
ネタバレあり -
半熟タマゴ
15Save2の敷島さんが怖いよー。いや、どっちも同じ敷島さんなんだけれども。こっちの方はバッドエンドまっしぐらですね。Save1の方は被害が少ないけど、藤くんの条件があるから難易度高くなりそうだし。どっちのルートもこれからどんな展開になるか油断できない。ところで、続きはいつ頃出ますかね? 続きを読む…
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END
14セーブして続いてるから「ニューゲーム」じゃないし、スキルも継続するから「強くないまま」でもなくなってしまったなと思った。口の中に侵入して内部を食い散らかす!なかなか強烈で嫌悪感ばかりなのだが、放り出せない魅力があった。でも、一番嬉しかったのは簀巻きちゃん登場かな♪ 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2013/10/10
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定価627円(本体570円+税)
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ISBN9784048660075