あらすじ紹介
ミステリ研究会の部室を根城にして行われる、学校非公認の探偵活動――失恋探偵。
失恋探偵・千代田百瀬とその助手・野々村九十九は、解散の危機を乗り越えて再び恋に破れた人のために失恋の真実を調べていた。しかし依頼人たちの失恋に触れるうち、一度は通じ合ったはずの気持ちに思わぬ影が差して――。
第19回電撃小説大賞〈電撃文庫MAGAZINE賞〉受賞、叶わぬ恋の謎を解く学園青春失恋ミステリ、注目の第2弾! 電子特別版には、2013年8月発売の『電撃文庫MAGAZINE Vol.33』掲載短編『失恋探偵ももせ 東雲女子高校事件(Unreliable narrator)』も追加収録!
みんなのデータ
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18評価する
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8読みたい
みんなからのレビュー
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中性色
39なんだよ、もう探偵とかかまわずにいちゃいちゃしてろよ。そんな第2巻。今回は探偵方面はほとんどスパイス状態でしかなく、ほとんど出来立てほやほやのカップルみたいな話しかしてないし印象にない。まぁ、主人公もひどいけど今回一番ひどかったのは最初の話に出てきたあの人だと思うんだ、うん。今回は良くも悪くも続いていく感じになってるから、一つの話でスッキリ終わらないのが難点かな。話として面白かったのはラストの部分だけ除けばCASE2。個人的には荻野目先輩が好み。 続きを読む…
ネタバレあり -
ヲタ小僧
37裏表紙の百瀬の泣き顔が切ない失恋探偵第2巻。一度は両想いになった二人だけど、だんだんと不仲になり百瀬から「なかったことにしましょう。」と告げられてしまう主人公九十九。読んでいると、それは駄目だろうと思うところがいくつかあり、九十九に原因があることが分かりやすかった。各エピソードは、前巻と違い失恋してしまうものが多かったのは、ラストの主人公カップルとの対比をしたかったのかな?ところで、1巻からそうだけど表紙や裏表紙に赤い糸がモチーフとして用いられているけど、あまり作中では用いられてないのは何でだろう。 続きを読む…
ネタバレあり -
王蠱
35想いは伝えようとしないと伝わらない。付き合い始めたことで感じられるようになる相手との近さやそれに伴う痛み、辛さ。そんな苦しさを互いに味わうくらいならいっそ・・・とこの手の青春恋愛だとわりかしよく陥るパターンの悩みにはまる九十九。今回は委員長も言ってたけど彼の方が多分に悪いよね。いや百瀬にも落ち度はあるけど。九十九も人の気持ち(主に乙女心)分かってないという点では百瀬と似たり寄ったりでは。相手への気持ちがしっかりとあるならはっきり伝える努力をしなきゃ関係なんて持続するわけがない 続きを読む…
ネタバレあり -
まるぼろ
34野々村九十九と千代田百瀬の失恋に関する事実調査を請け負う「失恋探偵」第2巻です。前巻にて両思いなのを確認した九十九と百瀬だったが、九十九自身嫌われたくないとの思いから百瀬からのサインをスルーしてしまい続けてしまい…というお話。九十九に対しては荻野目先輩が代わりに全部言ってくれたので割愛します…w でもまぁやはり百瀬も含めてお互い言葉が足らなかったのかな…と。なので荻野目先輩の括もあって最後にきちんと仲直り以上の展開になってくれてホッとしました…w 志穂里は何だかお姑さんみたいですが…w 次巻にも期待です。 続きを読む…
ネタバレあり -
アウル
33付き合い始めの2人はいい感じだなと思っていたが、九十九が百瀬に引かれたくないという事で自分の欲求を抑えつけすぎてるのが裏目に出すぎやし他の女の子と親しくしたらそらアカンやろとおもった。やはりミステリーというよりも青春恋物語という感じがするな。気持を伝えるのは大切やね。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2013/08/10
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定価693円(本体630円+税)
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ISBN9784048918695