
あらすじ紹介
全ての揉め事を大貧民で解決する「大貧民部」最後の一戦を描く更伊俊介『B.E.T』。読書部を隠れ蓑にした非公式の部の実態とは――。綾里けいし『宵下様探索部』、嬉野秋彦『理由なき反逆部の誰も知らない最初で最後かつ最大の戦いとその後日譚』のWEB掲載作に、関根パン『たたくぶ』、櫂末高彰『バビ部!』、佐々原史緒『サルと踊れば』の書き下ろしを加えた全6篇でお贈りする、努力と情熱の先にある何かが垣間見える部活エピソード集、第1弾!
みんなからのレビュー
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Yobata
21ファミ通文庫の作家陣が“部活”をテーマに描くアンソロジー短編集第1弾。先輩の不祥事によって廃部にされた二人だけの大貧民部最後の一線で賭けられたのは相手のどんな願いも聞く事…「B・E・T(更伊俊介)」。何もやる気のないと判断された者達が集められた読書部の真の姿は街で都市伝説となっている宵下様の秘密を探る事で…「宵下様探索部(綾里けいし)」。好きな先生が目的で入った英語弁論部の合宿は未許可の学校の屋上でのサバイバル?…「理由なき反逆部の誰も知らない最初で最後かつ最大の戦いとその後日譚(嬉野秋彦)」。ドラムが→ 続きを読む…
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そのぼん
21タイトル通り『部活』をテーマにしたアンソロジーでしたが、微妙でした。一番はじめの『B・E・T』は大貧民をやったことがないので、理解しきれない感じでした。4話目の『たたくぶ』は何故かドラムを叩きたい人ばかりが集まった話で絶賛もできないけど、少しは笑えた・・・かな。といいつつも、全部変わった設定だったので、どの作品にも作品に入り込めませんでした。どれもそんなに印象に残らず流し読みでした。 続きを読む…
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(●▲●)とらうまん(*^◯^*)
17ファミ通文庫恒例のアンソロジー短編集、今回は“部活”がテーマ!・・・ですが、相変わらず各々好き勝手に書いてくれちゃってますw 更伊俊介先生「B・E・T」や櫂末高彰先生「バビ部!」は予想つきやすいオチながらも、だからこそ安心感もって青春のさわやかさを楽しめました。 綾里けいし先生「宵下様探索部」はいつもながらホラー風味の非常に著者らしさの出てる一作で、この人の書く醜悪さの中に見える人間の弱さや脆さが愛しいです。 軽音部に集った5人がいずれもドラマー志望!?な関根パン先生「たたくぶ」はもはやカオスとしかwww 続きを読む…
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シュエパイ
16たたくぶ、たしかにたたくぶだ(笑)好きと理由の重さに関する台詞が素敵なだけに、なぜああいう結論になったし!w サル部は短編なのが勿体無い、出来れば長編でよみたいです! 続きを読む…
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シンヤ
12『部活』だった?『青春アンソロジー』の名称の方が妥当なくらいに部活っぽさが全体的に感じなかった。『部活』じゃなくても書けたよねって感じでした。 『BET』:掛け合い、物語の運びとしては面白い。作者本来のボケ突っ込みの切れが足りないと感じてしまうがまあまあ。大貧民の駆け引きの描写は説明合わせて物足らずかな、緊迫感、臨場感が足りないかなと。個人的にカードゲームするならそれ相応の描写が欲しい。で、部活である必要性は? 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2013/08/09
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定価682円(本体620円+税)
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ISBN9784047290136