あらすじ紹介
一八世紀に発生し、瞬く間に世界中に広がった謎の巨大生物〈蟲(ギヴル)〉。甚大な被害と引き替えにもたらされた化石燃料によって、世界は大きく変貌した――。
時は「明治」と呼ばれるはずだった時代の少し前。異国への航路で蟲を操る男たちに襲われた少年・秋津慧太郎はある海岸に流れ着く。その右目に奇妙な力を得て――そして辿り付いた荒地で、慧太郎は蟲たちを愛し、その研究と対処とを生業とする美少女アンリ・ファーブルと出会った。もうひとつの近代で幕開く、蒸気と蟲と恋が彩るファンタジー!
みんなからのレビュー
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コリ
41特に購入予定は無く本当に「なんとなく」買ったんだが、期待以上に面白かった。読んだ感想としてはイイ意味で予想を裏切られっぱなしだったかな(笑)とにかく主人公の慧太郎がカッコいい!青臭いが優しく真っ直ぐな在り方が好印象。手に入れてしまった力に溺れる事なく純粋な技術で戦うのも良かった。しかしジョゼフの退場は惜しいな…!敵役でここまで魅力的なキャラは個人的にかなり久々だった。今回は顔見せ程度だったクロエやマルティナを交えた学園での日常的なシーンも増やして欲しいな。非常に続きが楽しみなボーイ・ミーツ・ガールだった! 続きを読む…
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ソラ
36正直あまり期待してなかったというか、あらすじ読んで何で自分はこの作品を買ったのかなぁと思っていた(超失礼)ただ、読んでみたらとても正統派で読みやすく面白かった。 続きを読む…
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アウル
32まあまあ面白かった。ファンタジーぽい話かなと読み始めたら全然違ってた。まだまだ理想しか知らない主人公と現実を知る敵とのやり取りがよかった。と言うか敵キャラがいい味出しすぎて全部持って行かれたな。 続きを読む…
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T.Y.
31歴史上の人物美少女化(『昆虫記』のファーブル)。虫を愛する彼女が小型飛行機で飛んで巨大な蟲を相手にする冒頭は思い切りナウシカ。その上、主人公はフランスにやって来た侍で女装して女子校に入ることに…と書くと何ともカオスだが、話は割と明瞭。差別を受ける存在である敵と、どこまでも真っ直ぐに行きようとする主人公がその(敵も単なる悪ではないという)現実にぶつかるのが話の軸。設定は面白いし、まだ正体不明のキャラなど、今後へ繋がる要素も色々あって楽しみ。「魔術」で何ができるのか等の設定が少し曖昧なのか気になるところか。 続きを読む…
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リプトン
29思っていたよりもハードなファンタジーでしたが、蟲の設定やその世界観もよく楽しめました。展開としては王道ですが、ストーリーもしっかりしていて全体的によく作りこまれているので王道の面白さを存分に味わえると思います。主人公は青臭いながらもそれ以上に真っ直ぐで悩みながらも自分の信念を貫いているので変にその青臭さにイライラさせられることなく好印象で、アンリとのコンビもよかったです。敵も今巻で退場が惜しいくらいのいい敵役でした。少し文章がとっつきにくい感じがしましたが読んでいくうちに慣れましたし、次巻も楽しみです。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2013/06/07
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定価671円(本体610円+税)
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ISBN9784048917032