天鏡のアルデラミン ねじ巻き精霊戦記 3
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天鏡のアルデラミン ねじ巻き精霊戦記 3

勝ち目のない状況で、イクタは起死回生の奇策を打ち出す――!
宇野朴人 (著者) / さんば挿 (口絵・本文イラスト) / 竜徹 (カバーイラスト) / さんば挿 (キャラクター原案)
シリーズ:天鏡のアルデラミン(電撃文庫)

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あらすじ紹介

大アラファトラ山脈でアルデラ神軍の大軍と向かい合う、疲労困憊の帝国軍。勝ち目の見えない状況で、イクタは起死回生の奇抜な作戦を決行する!
 そしてかたや、帝国軍を攻めるアルデラ神軍の中に、ひときわ目を引く一人の軍人がいた。彼こそ、『不眠の輝将』と讃えられる英才。強敵としてイクタの前に立ちはだかる男であった──。 不世出の二人が激突し、息詰まる戦いが展開される。果たして結末は……!?
 話題の本格派ファンタジー戦記、ますます盛り上がる第3巻の登場!

みんなのデータ

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みんなからのレビュー

  • ひめありす@灯れ松明の火

    死に瀕して狂って笑うイクタ、誰よりも素手で死に触れ続けるハロ、強くなる度変わり続けるマシューとトルウェイ、スーヤとナナクのイクタを挟んだ関係性。そして流させた血の量だけ絆を深めていくイクタとヤトリ。ヤトリのイクタに対する忠愛と、イクタのヤトリに対する過保護。それは愛とか恋とかでは駄目で、多くを語らず、ただ二人が戦場に並び立つ姿を見れば全てが解る。それだけでいい。勿論戦記ものだから猛々しい戦闘は見ものだし策が嵌った時には喝采を叫びたくなるけれど、登場人物全てが捻じれながら成長していく姿からも目が離せません。 続きを読む…

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  • Yobata

    シナークとの内戦が終わるも大アラファトラ山脈に待ち構えていたのはアルデラ神軍の大軍。殿としてその大軍と劣勢の中戦わなくてはならなくなったイクタの前に立ち塞がったのはキオカの「不眠の輝将」と呼ばれる知将で…。アルデラ神軍撤退戦,常怠vs不眠。1万2千の大軍に対疲労困憊の六百という絶望的状況の中、森林の火線防御など知将振りは健在のように見えるけど、切羽詰まった感は凄く,それに比例して撤退戦という緊張感がよく出てた。対する追うアルデラ,キオカ軍は火線に手こずってはいるものの余裕が垣間見える。不眠の輝将である→ 続きを読む…

    ネタバレあり
  • Dー

    決死の撤退戦を強いられるイクタ達…シナーク族と協力するためにいきなり指を切り落としててビックリ。今回は初めて敵の将的な人が有能な相手でお互いの策の読み合いが読んでいてドキドキした。そして相変わらず戦場の厳しさも描写されてて胸が苦しくなった…さらにヤトリの一騎討ちが読んでいて熱くなった。こういう白刃戦は燃えるな…最後に今回影の薄かったシャミーユ殿下が存分にデレてたwwこれからさらに険しくなるであろう物語に大きな期待をしつつも、キャラが死ぬかもという不安が少し…次巻も楽しみです。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • いーたん

    終生のライバルとなるであろう、ジャンが登場。能力は間違いなんだけど、あの大袈裟な口調が鬱陶しい。イクタとヤトリの信頼関係は誰も割って入れないんじゃないかと思えてしまう。ナナクには気の毒だけど。毎回、思うのだけど、なんとなくイクタが銀河英雄伝説のヤンとタブって見える。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 中性色

    そういや、例の炭酸飲料は一時期微量ながら、実際にコカインの成分が入ってたんだっけ。今回は撤退戦。こういう戦こそ多勢にして劣勢を覆す物語の本分を書くのにはピッタリなことこの上ない。しかし、イクタのそれはその後に怠けの美学みたいなそれで本でも出るんかと。1巻でも出てた言葉が最後になって効いてくるのもにくい。ただ案外と女難持ちな気もあって、そういう面も含めてラノベらしさもちゃんとあるからな。しかし、戦場の辛さを知るのは何も前に出る奴だけとは限らないということか。個人的にはハロとナナクが好み。 続きを読む…

    ネタバレあり
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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2013/04/10
  • 定価
    671円(本体610円+税)
  • ISBN
    9784048915335

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