みんなからのレビュー

• ひめありす＠灯れ松明の火

  2014/10/05

  43

  少女の道行きが、少年に覚悟を齎し。少年の道行きが、少女に決意を促す。どうか、少女にあの日の約束を、破らせないで。『clue-l-sophiie　neckt』<緋色の背約者>にしてしまわないで。どうか、少年にあの日の約束を、破らせないで。『co　lue-l-sophie　nett』<旋律を息吹く者>にしてしまわないで。貴方を護り、貴方を支える二振りの剣。貴方達にはまだ、選びきれぬ真実があるでしょう。忘れてしまった、誓いがあるのでしょう。どちらも真。どちらも偽りはない。あの子とこの世界を、託しても良いですか。 続きを読む…

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• コリ

  2013/03/23

  30

  ラスト直前という事で物語は動きつつも、エネルギーを溜めるような嵐の前の静けさを思わせる一冊。「イリス」シリーズと更に深くリンクし始めていつも以上に目が離せなかった。残り２冊となった「イリス」がどのような結末を迎えるのかも気になってしょうがない。すべてのキャラが救われるなんていう夢物語な展開は望めないかもしれないけど、どうかハッピーエンドを迎えて欲しい。凪とイリスが再会し、シェルティスとユミィが抱き合えるラストになればいいなぁ、と。全体的にシリアスな空気だった為、寝ぼけたモニカとマハさんにかなり癒された(笑 続きを読む…

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• いーたん

  2013/04/13

  27

  ここまでくると、イグニドが報われて欲しくなってくる。双子に対する部分とか見ても本質的には優しそうだし、ただ、ただシェルティスがたいせつなんだな。と思う。最終的にはイグニドとユミィがどうなるのか。シェルティスはどんな決断をしどんな結末を迎えるのか。最終楽章が楽しみです。そして、その前に千年前の話であるイリスも結末に向かっていくので、そちらも期待したいです。 続きを読む…

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• 佐島楓

  2015/05/14

  22

  ・・・なんというか・・・この少年少女たちに背負わせようとしているものが、とんでもないですね・・・。見守る気持ちで十二巻へ。 続きを読む…

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• Tomokazu Kumada

  2013/05/20

  22

  天結宮・統制庁・異篇卿の3勢力による『セラの虚像』との戦いの果てに『穢歌の庭(エデン)』へと堕ちるも、仲間の助けにより浮遊大陸へと戻ってきた前巻。突如として天結宮内に発生した幽幻種の群れにより護士・巫女・千年獅そして皇妃自らが戦線に立つという総力戦の中で、巫女ユミィが２人いるという奇妙な情報が錯綜する戦場。氷結鏡界が千年を経過し新しい結界を紡ぐタイミングを狙い、氷結鏡界に代わる新たな人工結界『楽園幻想』の発動を画策する異篇卿の計画が……。あるべき世界の選択を迫られる、重層世界ファンタジーシリーズ第11弾。 続きを読む…

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