あらすじ紹介
――やばい現象が起こるんだって。
みんなからのレビュー
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ひめありす@灯れ松明の火
46内向きに閉じた仲良しペンタゴン。一年生二人が加入して、七角形に。それでも、輪は内向きのまま。七人が初めて経験する『自分達が当事者ではない異常事態』繋いだ手の外側に、それぞれに連なる学友達。姦し陸上部五人娘に、一年生トリオ。がたがた五角形の角を、とってくれた大切な思い出を共有する友達。そしてその線の更に向こう側、自分達の知らない間に繋がっていた、大切な還る場所。やっと思い知るその有り難さ『ただいま!』を一番先に言う相手。角の多くなった多角形は、もう円にしか見えないね。最後の戦い、勝って大団円で帰っておいで。 続きを読む…
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Yobata
36ふうせんかずらがもう最後だといい去ってから、平穏な日常を取り戻した文研部たち。しかし、クラスメイトから突然敵対視されたり,特定の人物の会話が聞こえなくなったり,部員のメンバーが一瞬記憶を失うことが起こる。これは新たな「現象」かと懸念してる最中、今度は三番目のふうせんかずらが現れる。なにも説明しないまま去っていき、今起こっている事が「現象」であると感じ始めていた頃ふうせんかずらが現れ、今学校全体で起こっている「現象」を説明する。これは文研部に起こっている事は、「現象」の末路である『記憶喪失』で、学校で→ 続きを読む…
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星野流人
35終了宣言をした〈ふうせんかずら〉に代わって現れた〈三番目〉の巻き起こす最後にして最悪の現象に、文研部の7人が挑む。最終巻らしくうまく最悪の状況を作り出し、盛り上げてきた。あとは下巻でどのような決着がつくことになるのか……非常に楽しみである。 いつもとは違った状況であるだけにピリピリした空気がいつもよりも強く、しかも解決が『下巻に続く』なわけだから、ちょっと読むのがしんどかったかも。その分下巻には期待大ですが。しがらみや絆の話はわかる気もするけれど……文研部の家族は、ちょっといい人が多すぎる気もするよね。 続きを読む…
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ぺぱごじら
32このシリーズを追いかける楽しさは、ぼくにとってはキャラとかではなく『奇抜な設定を徹底すること』にありました。割と手垢がついてコメディとして描かれがちな設定を、とことん突き詰めるとここまでダウナーな展開になるんだなぁと(笑)。シリーズ初の上下巻、大方の想像通り前半戦はフラストレーションが溜まる物語となりました。何度も痛い目に遭い、その度に『成長した!』と妙な自信を持つ文研部に対し『いや、なーんにも変わってないよ』と嘲笑い、とことん『未熟さ』を引きずり出す『進化を極めた』存在が憧れたものは…。2013-127 続きを読む…
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さばかん
32そうきたかー。 色々大変ですねぇ……。 人と人とが繋がり、心が繋がる。 世界が紡がれる。 家族は偉大だ。 いよいよ物語はクライマックスに突入。 平穏な日常を取り戻すことは出来るのか!? 決着をつけるために下巻へ続く。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2012/10/11
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定価682円(本体620円+税)
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ISBN9784047283503