あらすじ紹介
高校生活最後の夏休み。無人島に集められた100人の男女が島からの脱出を目指して競い合う。ゲーム名【ブリッツ】── 鍵を握るのは、自身とペアの“価値”!? そして、女性だけに与えられた謎の機器の持つ意味とは──? 「極限ゲームサークル」 から“変わり者”として要注意される主人公の沖田瞬は、このゲームの本質にいち早く気づくが……。土橋真二郎が贈るノンストップ《ゲーム》小説新作スタート!
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みんなからのレビュー
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美羽と花雲のハナシ
35白身魚氏が描く女の子は可憐な可愛さを醸し出していて好きだったが、今作のふゆの春秋氏は淡さと優しさのコントラストがまた素晴らしい。勿論女の子は安定の可愛さを保有している。『扉の外』や『生贄のジレンマ』に共通している面白さと中毒性は健在。命の危機に陥った時の人間の心理描写や剥き出しとなった感情の描写が秀逸。頭脳戦が相変わらず楽しい、ハラハラする。目的に達する為に手段を厭わず実行する主人公の残酷さが非常に際立つ。そして、女の子に対する暴行や凌辱紛いの行為は酷過ぎる。梨央ちゃんが凄く可愛い。皆幸せになってほしい。 続きを読む…
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ゴローさん
17まさに土橋先生らしい作品でしたね。自分としてはもっと血みどろな展開が好きなのですがラノベなのでしょうがないですね。それにしても毎回男女の使い分けが上手いですね。終盤でブリッツの新たな方向性が示されこの先どう話が転がるか全く分かりません。須藤は最初イラッとしたのですが、最後で印象がガラッと変わりましたがあれでリタイア何ですかね…しかし、今までの土橋先生の作品で梨央の様なヒロインはいなかった気がするので今後の梨央の活躍にも期待してます。 続きを読む…
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どら
15積読消化。ノれなかった。理由は、主人公の沖田が好きになれなかったのが一番だと思う。冒頭からヴァーチャルだとしてもFT世界でレイプするというのは、相応の理由が欲しかったが、それが全編読んでも不明な位、主人公のキャラが見えてこない。いきなりレイプと言うのは例えば小池御大の作品では良くある手法だが、あれはあれで改めて名人芸であったことに気づいた。男女について明確にテーマ意識を持って書かれた作品だというのは見当がつくのだが、物語として嵌れないという、私にとってはエンタメとしては残念な作品だった。 続きを読む…
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星野流人
15電撃文庫では久しぶりな気がする、極限状態で行われるゲームの中で露呈する人間の暗黒面を描き出す、実に土橋さんらしい作品。まずは状況説明と、最初の小康状態の崩壊がメインだったため動きは少なかったが、十分に土橋さんらしさを堪能できた。登場人物が多い上、キャラクターの顔がみんな同じに見えて難儀した。 ここからどのようなゲームの展開を辿るのか……実に気になるね。 それにしても土橋作品ではよくよく“男は理性的で女は感情的”的な論が登場するね……。 ベストイラストは、265頁の梨央。 7/10点 続きを読む…
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いかずち
15土橋さんらしく脱出ゲームのお話。相変わらず面白いゲームを考えるなあ。今のところ誰も死んでないのが救いでしょうか。ゲームの内容自体は(現状)オーソドックスな脱出ゲームで、これから脱出手段が提示されてどうなるかが見物。キャラクターの描写もなかなか良い感じでみんな可愛い。未来やばいと思うんだけどいかがか。オススメ度:★★★★☆ 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2012/05/10
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定価649円(本体590円+税)
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ISBN9784048865975