あらすじ紹介
かくして匍都(ハイト)に幻獣たちが襲来した。
フォグとアルトはトリエラの狂気に抗うため、彼女の過ちを止めるため、暴虐そのものである巨大な化け物──龍と相対する。一方、レキュリィたちはもちろんキリエすらも幻獣との戦いに巻き込まれる中、機に乗じたユヴィオールが野望とともに王城へと行軍する。瑩国の崩壊はもはや目の前に迫りつつあった。
そして、四人の人造人間(ホムンクルス)── 『ローレンの雛』 たちに背負わされた運命が暴かれる時、すべては一点に収束し……。
薄闇の幻想物語、戦慄の第五巻!
みんなからのレビュー
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まりも
40ユヴィオールによって王家は崩壊し、ローレンの雛の真相が明かされる…な話。明かされる真実は衝撃的でしたが、フォグたちがここまで絶望的な状況に叩き落とされる事になるとは思いもしませんでした。救いの無いトリエラの最期と言い、この情け容赦の無さは本当に素晴らしい。力を失ってしまったフォグ、囚われの姫となったアルト、そして彼らの前に立ちふさがるのは完全な力を得たユヴィオール。クライマックスへ向けた準備は万全な訳ですが、ここからどのようにして巻き返すのか。最終巻が楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり -
コリ
23色々言いたいけどネタバレになりそうなので、お気に入りの台詞紹介でも。てことでP44のアルトから。「大丈夫よ。私は恐くなんかないわ。だってフォグがいるもの」「フォグもよ。恐がる必要なんてないわ。だって私がいるもの」守られる位置ではなく、対等な場所へ。彼女の心の成長、2人の絆がとても強く感じられて胸が温かくなった。あと、一番好きなキャラであるキリエも大活躍で嬉しかった。「人造人間を舐めるな、人間風情が」この台詞にテンション爆発しました(笑)おまけイラストの、不機嫌顔でアルトの服を着るキリエが最高に可愛かった。 続きを読む…
ネタバレあり -
ごぅ。
14総力戦。。てか、容赦ないっす。。おま、それもう最強じゃねぇ。。全てが終わったとき、誰にとっての救いとなるのか。。楽しみです。。巻末のイラストかわいすぎ。。 続きを読む…
ネタバレあり -
ドル箱
14さて感想いきましょう。1~4巻の伏線を大きく切って終結へと誘う物語と視ましたが、設定の「ホムンクルス」をそう書きますか・・・・藤原がどういう「オチ」で最終巻へ挑むのかは、かなり読んでおりますが、恐らく、メインヒロインの切り札や3人のホムンクルスの行動とサブキャラのチェスをどう扱うかでオチが決まると考察しております。著者は最初からプロットをキチンと立てて「編集」してますね。それは1巻から読めば良く解るのですが、さて「着地点」はどの「高さ」に来るのかな?を期待しましょう。安定しているだけに心配はしておりません 続きを読む…
ネタバレあり -
ハルクイン
13なんかもう色々と衝撃的な巻だった。盛り上がって、盛り上がって、おもしろい。すぐにでも次巻をや読みたい。いや、読もう。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2012/05/10
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定価693円(本体630円+税)
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ISBN9784048865647