あらすじ紹介
どうして、妹を疑わないといけないんだ……
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みんなからのレビュー
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のれん
10ついにリィズ登場! アニメ版は薄らした記憶しかないが、この娘のインパクトは大きかった覚えがある。 敵かもしれない家族を疑えというのはスパイアクションだと定番だろうが、主人公が秘密警察相手にするというのは中々珍しい。 挙動一つ一つが猜疑心を募らせる緊張感。だが同時に落ち着ける回でもあり、グレーテルとかはその象徴だろう。 どんな主義もより国をよくしたいという発想が根底にある。 ねじ曲がろうと、薄汚れようと原点は万人に共通し、だからこそ人は思想を超えて手を取り合える。これこそ戦記の醍醐味だ。 続きを読む…
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薄荷飴
8まさかのリィズが加入。この子もどうも抱えているものがありそうで不穏な空気が漂う。とはいうものの、今回はそんなドロドロしたところはなく、比較的王道的な作りでした。大規模作戦ではBETAの驚異さもさる事ながら戦術機による作戦展開がしっかり解説されていて臨場感が出ていると思います。666中隊の結束も固まってきたところではあるが今後の展開を予想するにやっぱり絶望的な何かが見え隠れしていてつらい。 続きを読む…
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遊辺
7前巻テオドールとカティアが東ドイツを変える戦いへの覚悟を決めてからの、現実のお話。あからさまに怪しいリィズ登場、そして海王星作戦。国連軍との共同作戦においても光線級吶喊を成し遂げ、英雄となっていく666戦術機中隊。最後、抱えられて帰還するテオドールが見た、東ドイツ、西ドイツ、アメリカの軽口のたたき合いから、すごく平和な世界の未来を、一瞬ですが垣間見ました。人は手を取り合うことが出来る、という普遍的テーゼが輝いた瞬間でした。 続きを読む…
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シャルシェ
7一瞬だけ水着回だー!……死んだと思われていたリィズが生きており中隊への編入、感動の再会も束の間、リィズがシュタージのスパイではないかという疑いから苦悩するテオドール。その苦悩を抱えたまま戦場へと駆り出され、やはり絶望的な状況に……!終盤では、これが"燃え"か!と思わせる台詞、展開に心躍りましたね。更なる盛り上がりを見せてきたこの3巻、とても良かったです。もっと絶望ください。 続きを読む…
ネタバレあり -
ラル
7束の間の貴重な休息。マジで貴重なのでゆっくり楽しみましょう。そしてついに登場しました、この巻表紙を飾る女の子。ええ、最初に読んだときは純粋に喜びましたとも。でも簡単にそうさせてくれないのがこの作品。果たしてリィズは国家保安省のスパイか否か。感動の再会もそこそこに義妹すら疑う対象とかテオさんと読者をいじめてきやがります。信頼されるとともに任される役割も増えてくるテオさん、そしてそれに応えるべく奮闘し、成長が見られるのも魅力の一つ。そして何と言ってもラストバトルの熱さよ!東ドイツ最強を舐めるなぁぁぁぁ! 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2012/04/11
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定価792円(本体720円+税)
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ISBN9784047279322