あらすじ紹介
元インターハイ優勝者・杜坂高校フェンシング部顧問“女王蜂”こと蜂谷巴。そんな巴の剣を偶然弾いたことから気に入られてしまった少女・有星結恵 ── 彼女は 「先端恐怖症」 で、実は尖ったものが大の苦手という巨乳なだけの素人。才能を持っていると目をつけられた彼女がフェンシングを始めることになり!? 第15回電撃小説大賞・4次選考作家が新作で贈る、青春フェンシングストーリー!
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みんなからのレビュー
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柏葉
7先端恐怖症の女子高生・結恵が、自分を変えるためにフェンシング部に入部する話。はじめは結恵の後ろ向きなもじもじさに楽しくない気分になったが、フェンシング部に入部して少しずつできるようになって、という積み重ねで面白くなってきた。フェンシングのことは全然知らなかったけれど、素人である主人公の目線で書かれているので、楽しさが伝わってきた。 続きを読む…
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星野流人
6ラノベとしては珍しいスポ根……しかもフェンシングというマイナーなスポーツを取り扱った作品。正直、フェンシングは、ルールもよく分からないスポーツなのだが、作中で分かりやすく順を追って解説してくれるため、楽しく読むことができた。 フェンシング初心者でしかも先端恐怖症というダメダメな主人公をどう活躍させるのかと思ったが、なかなかうまく作られていた。あっと驚きがあるようなストーリー展開ではないにしろ、王道的とも言える熱いスポ根は、やはり読んでいて楽しい。そして気分が盛り上がる。 続きを読む…
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たこやき
5とてもまっすぐなスポーツ小説という印象。先端恐怖症で、しかも、スポーツ経験もロクにない、という主人公が、顧問の考える変わった練習などをしながら、フェンシングを学び頑張る、というのをストレートに描いている。ルール説明などの分量が多く、しかも、ここで書かれているのは「野球は9人でする競技」レベルだと思うのだが、全く知識のない私にとって、フェンシングについての薀蓄も新鮮で楽しめた。文章の読みやすさも◎。これはこれで良いと思う 続きを読む…
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つぶあん派
4フェンシングをよく知らない私でも楽しめた。先端恐怖症の結恵が、フェンシング部に入部して、少しずつ恐怖を克服していく。怖くても応援の声に勇気づけられて頑張る結恵は、本当にかっこよかった。お調子者キャラな琳太郎、クールでちょっと怖い芳人、豪快な巴先生と、お姉さんな椎奈。どのキャラも魅力的だし、彼らのフェンシングは読んでいて面白かった。それぞれのスタイルに魅了された。続きもあれば読んでみたかった。 続きを読む…
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J・Kaiyou3426
3読了。過去のトラウマが原因で、先端恐怖症になってしまった女子高生がフェンシングをやる話。 なかなかにマイナーな競技故に描くのが難しそうだが、それを上手く表現出来ていて流石と思う。 スポ根物として、一巻だけで終わるのは非常に勿体無いと思う作品。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2011/08/10
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定価649円(本体590円+税)
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ISBN9784048707367