あらすじ紹介
その夏、死を恐れる新聞記者は殺人鬼と出会い────死にたがりの少年は、不死者と出会った。 1932年、NYの街を恐怖に陥れていたのは、『アイスピック・トンプソン』という奇妙な事件だった。『アイスピック・トンプソン』が現れるのは決まって雨の日。アイスピックを凶器に何度も何度も突き刺され、雨が血を流していく──。 DD新聞社をはじめ、連続殺人鬼の記事や話題で持ちきりな中、警察はグラハム・スペクターという不良少年に疑いをかける。一方、NYを訪れていたエルマーも殺人鬼にあたりを付け始め、グラハムと出会うことに。そして、自分達の関係者たちが殺されていくガンドールたちも、徐々に事件の中心へと近づいていき……。
みんなからのレビュー
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まりも
32裏社会の住人達による物騒でド派手なバカ騒ぎ群像劇の16冊目。連続殺人鬼・アイスピックトンプソンを中心にした話。今回はミステリー風味に仕上げてあったので、これまでとは違った楽しみ方が出来た感じ。まぁ、それでも本編と比べるとイマイチ盛り上がりには欠けたけど、特典小説だったのなら、こんなものかなぁと納得も出来ますね。エルマー、グラハムコンビの謎の安定感は結構好きです。うまいこと噛み合わずにお互いの狂ったところを出してる感じが面白いわ。スミスもいい味出してる。本編にもう一度出て欲しいキャラやね。次巻も楽しみです。 続きを読む…
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星野流人
261932年のNYを舞台に巻き起こるバカ騒ぎは、『アイスピック・トンプソン』を巡る物語。いつも以上に“世界が反転する”場面が多かった印象があり、まるでジェットコースターに乗っているかのようなおもしろさがあった。グラハムにエルマー、それからシャフトにスミスと……見事なまでに今回のエピソードの主要キャラクターには女の子がいないな! かろうじてマリアがいたくらいか!? 男たちばかりでも男臭さを感じさせない爽快な物語で、とてもおもしろかった! グラハムとエルマーは異常なまでに歯車がうまく噛み合った組み合わせだなあ… 続きを読む…
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スケキヨ
17エルマーとグラハムのコンビを堪能できる一冊。事件の方はなんだか急ぎ足でバタバタしていた印象があります。カラーのアイザックとミリアの水兵さんスタイルが可愛すぎる。敬礼してても「ニンッ☆」って感じでほほえましい。 続きを読む…
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割れたオカリナ
16今回はセラードの残した爪痕のお話でした でも2001もセラードの残した爪痕だよね そう考えるとバッカーノ自体が錬金術師たちが残した爪痕の物語って感じだよね しかし狂った奴ら同士を会わせると変な空間ができてそれがまた面白い あとはショットガンで刀を受けるシーンは凄かった 銃と刀で互角にやり合うとかすごいワクワクした 欲を言うならチックとマリアの出番がもう少し欲しかったな 続きを読む…
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kei@名古屋
169割がた、DVDにて読了済。でも久々に読みましたよ。スミスさんはいいなぁ。あぁネタばれだ。さてクライマックスまであと3シリーズ。さぁ笑おう。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2011/06/10
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定価649円(本体590円+税)
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ISBN9784048705561