あらすじ紹介
魔法使いが公然となった日常、世界の混乱は収まらず、寒川紀子が魔法使い集団に誘拐された。奪還のために仁とメイゼルは集団を追う。そして聖騎士たちが、再演魔道師たちが、最終決戦のために動き出す――!!
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みんなからのレビュー
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まりも
35最終巻に相応しく今までに出てきたキャラ総出演の最終決戦。仁とメイゼルの二人がこれまで歩んできた道の中で築き上げていた絆と他者との縁があったからこその展開でした。回収しきれていない伏線も強引な力技で片づけた気もしますがこれだけ壮大な物語になったんだからそれも仕方がないか。仁、メイゼルやきずなにエレオノール達の大きく成長した姿を綺麗に書き切り登場人物のその後を考えさせる余韻を残した最後は素晴らしい。ダメなヒーローと嗜虐主義なお姫様の物語でした。 続きを読む…
ネタバレあり -
芳樹
31ついに最終回。圧巻の一言です。これまで戦ってきた魔術師が再登場して共闘、という展開はまさに最後の戦いに相応しく胸が熱くなりました。そして、ここにきて明らかにされた「最後の魔法使い」の真の意味はとても残酷で、きずなはきっと仁を呼ぶあの瞬間に至ることだけを心の支えにして悠久の時を過ごしたのではないかな。一方、メイゼルと仁の関係の結末は少し切なく感じますが、物語の終着点としてはこれ以上のものはないと思いますし、ハッピーエンドと言えましょう。実に骨太の現代ファンタジーでした。このシリーズと出会えたことに感謝。 続きを読む…
ネタバレあり -
柑橘類
11堂々完結! 安っぽい言葉になるけど、今まで読んでライトノベルで間違いなく一番面白かった これは俺を築いてきた数多ある作品群の相似であり、それら全てのアンサーである BEATLESSの「モノ」を信じるへ至る前に、まず「ヒト」を信じるという正に長谷敏司の小説の根幹部分に繋がっている 完璧で最高のSFファンタジーライトノベルを書いてくれてありがとう… 俺は、この先もずっと長谷敏司という作家を信じるよ 続きを読む…
ネタバレあり -
酔花
1113巻にも及ぶ《地獄》の物語がここにて完結。シリーズ当初から全力で突っ走ってきたような作品だったが、人類の時の最果てまでが及ぶとは予想外すぎてびっくり。最初は好きになれなかったきずなも決意を固めてからは好感度うなぎのぼり。人の手に余る神の責任を背負わされながらも、戦う道を選んだ彼女の姿は誰よりも輝いていた。未来からの干渉に反抗し、荒れ野の楽園を目指した彼らの軌跡は、現在を生きる意思の強さの現れである。絶望的な戦いの果てに訪れた再会は思わず顔もほころぶ。いいラノベSFでした。 続きを読む…
ネタバレあり -
シュエパイ
11螺旋を描く少女たちの物語、最期の大舞台。何もかも放り出して逃げて、幸せになったってよかったのに、次の時代に託してもよかったのに、それでも立ち向かうことを決めた少女たちの姿が眩いのです。三千世界で初めて発動した運命の化身に、共に現れたオールキャストに、胸の熱さが最高潮なのですよ!母に、好きな人ができたんだって、報告することができたメイゼルの幸せな笑顔が全てなのです。新たな神意に導かれたエレオノールの選択も、一人死ぬことを受け入れた先生の選択も、強く響くのです。ずっとずっと愛しているのだと、素敵な物語でした♪ 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2011/03/01
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定価859円(本体781円+税)
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ISBN9784044267155