あらすじ紹介
発展世界による侵略から後発世界を守るため、大陸統一を進めるロケィラ女皇・セレィ。オルワナ・アヌビシアとの三国同盟に成功し、盟主を務める彼女の次なる舞台は、同じ有角種のヘィロンが支配する中陸地域の大平原へとうつる。 中平原の覇者であるヘィロンと、東方を支配下においたセレィ。有角種同士の威信と覇権を賭けた戦いが始まる……! 同時期。発展世界の尖兵“神狩り部隊”が再び動き出す。若き導神・クルァシン不在の中、その防衛はアヌビシアの少女・サーリャの手に委ねられ……緊迫の第三弾登場!
みんなからのレビュー
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のれん
9矛盾をはらんだまま突っ走った。 前巻の引きが繋がってなかったり、主人公がほぼ出なかったりとホントに唐突な打ち切りだったんだろうな~という感じ。 だがセレィの区別あれど差別なき真の対等を目指す心意気は、まさしくクルァシンが求めた理想そのもの。 内部独立のために手を貸す外部からの導き手。侵略と表裏一体の行為の矛盾。 だがその先にある理想郷をセレィは見せたのだ。完結まで描こうとするとこのご都合の理想が剥がれ墜ちてしまいそうで、逆にここで止まって良かった気させしてしまう。 惜しいシリーズだった。 続きを読む…
ネタバレあり -
カインズ
5【サーリャ働き過ぎ】これまで描かれてきた異種族間とだけでなく、同じ種族同士でも考え方が大きく異なることを思い知らさせる巻。最初の出会いから、楽しげなムードの裏に少し引っかかる所があり、それが後に爆発を起こすことになる。敵キャラに大量増員があるのだが、名前が似通っている上に全員の挿絵があるわけでもないので、キャラを掴みにくかった。印象に残るのは、何と言ってもサーリャの活躍である。最初から最後まで出突っ張り。セレィ、もう少し頑張れ。サーリャの作戦を知った時に、問答無用で切れなかったのは好感だったが。 続きを読む…
ネタバレあり -
しろぶ
5相変わらず面白い。クルァシンが偵察に勤しんで留守にしたおかげで表紙イラストの通りサーリャがメインだった。導神のために健気に頑張るサーリャは可愛いなぁ。技比べで呆気なく勝負がついてしまう辺りはご都合主義だと思うけど、各種族の良さを血を流さずに伝えるにはこれ位が妥当かな。 続きを読む…
ネタバレあり -
海老庵
4SFに内包されたファンタジーの中での政治的な駆け引きとコミュニケーションの物語を堪能。今回はセレイとクルァシンが別行動になっている分、その他のキャラの出番が増え成長するのでそこもまた楽しめるところ。神狩り部隊のプロフェッショナリズムも地味にツボった。 続きを読む…
ネタバレあり -
konkon
3盛り上がってきた。第四巻出なかった様ですね。残念です。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2011/01/10
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定価715円(本体650円+税)
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ISBN9784048702324