あらすじ紹介
まーちゃんが、殺人犯に攫われた。僕の元から、まーちゃんが消えた。バカップル伝説も終焉を迎えた。長瀬透殺人事件に起因する自分自身との無益な争いに精を出していた間に攫われたんだから、まったくもって笑えない。しかも犯人は、長瀬だけでなく、僕の知り合いを次々と殺してまわった人間でもある。そして、今だ犯人は逃亡中。この事件だけは、僕が終わらせないといけない。敵は二つ。殺人犯と、僕自身。内外からの挟み撃ちだ。相手にとって不足はないが、相手からすれば標的は不足だらけだろう。だからって、まーちゃんを諦めると、僕はみーくんじゃなくなる。出来る内に、出来ることを。『ぼく』 が終わる前に。
みんなのデータ
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8読みたい
みんなからのレビュー
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とら
49完結。どこからどう見てもその人にとってはハッピーエンド。考え様なのだなあと思った。周りから見たら不幸っぽくてもその人にとっては幸せなのかもしれないのだ。でも勿論逆もあるから、それがどうとは言えない。まーちゃんが心の奥で泣いたシーンとか、純粋に美しいと感じた。どれが本当のまーちゃんなのかなって…今取れる最善を選択したずる賢い人間とも言えるが、そんな単純では無い気もする。それとこの作品の後日談をもっと読みたいと思って初めて、入間さんの公式サイトの存在を知った。SSが堪らんです。それを糧にとりあえず生きてゆく。 続きを読む…
ネタバレあり -
チアモン
46まぁ、ハッピーエンドかな。叙述トリックで少し騙された感があるが、まぁいいか。サブタイトルの「終わりは終わりの始まり」そうだね。さて、私が積読しているみー、まーのお話は次巻でラスト。あと、もう1冊。よしっ。頑張るぞ。 続きを読む…
ネタバレあり -
Yobata
40「僕はきみにまた嘘をつく。きみをこれ以上なく、幸せにする為に。」この事件だけは僕が終わらせないといけない。立ち上がった××は殺人犯に立ち向かう。こころを鈍化させ自分を守る為に嘘をつき続けてきた××が自分のこころに正面から正直に立ち向かい、ついに殺人犯と対面する…。事件の解決,そしてみーまーの完結編。若干みーくんに違和感があると思ったら本物だったとは…。最終巻で主人公の××が登場が終盤とは驚きの構成だったw殺人犯である本物のみーくんと演じ続けてきた嘘のみーくんの対決。決着はかなり唐突かつ意外なものだった。→ 続きを読む…
ネタバレあり -
黒瀬
36何か違和感のある語り口だと思ったら前半は『僕』じゃなくて元祖みーくんこと菅原だったのね。これにて本編は(一旦)完結。主人公的にはハッピーエンドなのだろうか。しかし長瀬を始め、ここに来るまで色々な人が死んじゃったから一概にそうは言えないかな。エピローグに出てきた池田兄妹は自分たちの意思で行動しているみたいだし、見守ってくれる人がいるから今度は大丈夫そう。ヤマナさんも湯女も恋日先生も奈月さんも、名前が出てこなかった多くの人も、みんなみんな『生きている』 さて、ハッピーエンドの続きを見に11巻を買いましょうか。 続きを読む…
ネタバレあり -
KEI
34購入。序盤からみーくんがみーくんたる所以がないなぁ・・・・もしかして、と思っていたらまさかの原点回帰。1巻と同じ手法に唸ってしまった。とっても素晴らしいハッピーエンドだった。嘘か真かは秘密。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2011/01/10
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定価539円(本体490円+税)
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ISBN9784048702300