あらすじ紹介
「最近、帝人君の様子がおかしいんです。まるで……紀田君がいた時みたいに──」
東京・池袋。表面上は何も変化のないこの街も、夏を迎え、水面下で熱い歪みを抱えていた。孤独な戦いに身を溺れさせる帝人。過去を清算するべく池袋に戻ってきた正臣。帝人を心配しセルティに悩みを相談する杏里。それぞれの思惑で動き始めた三人の行方とは──。
さらにその裏側で大人達は別の事件に絡んでいく。ストーカーの影に怯える聖辺ルリと彼女を心配する羽島幽平。弟の悩みを何故かセルティに相談する静雄。杏里と静雄という友人達の悩みの狭間で、首無しライダーが起こす行動とは──。 そして、情報屋も静かに動き始める。 さぁ、みんな一緒に、デュラララ!!×8
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みんなからのレビュー
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まりも
82非日常に憧れていたあの頃の帝人はどこへ… ダラーズも完全にバラバラになりどんどんやばい方向へ物語が動き始めました。正臣は帝人を救う事を決意した訳だけどどうなるんやろうか。杏里も含めた3人で普通に日常を過ごす日を作ることができるのか。臨也は無事復活してしまったし池袋は更にグチャグチャになっていきそうです。 続きを読む…
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星野流人
37帝人・正臣・杏里を巡る三つ巴の物語、セカンドステージ。聖辺ルリのストーカー事件を中心にしながらも、描き出されたものは帝人ら3人の不本意な再会と、今後のさらなる混沌を予感させる物語。チャットと現実世界、どちらでも注目の新キャラが大量に投入され、ワクワクすると同時についてくのが大変になるなあと思ってしまうなど。成田さんは異常性の描き方が非常に上手いため、常軌を逸したストーカーは無駄に素晴らしい出来栄えに。 臨也……未だに鍋のことを根に持っていたんだね……。今回も波江さんしか付き合ってくれなかったんだね……。 続きを読む…
ネタバレあり -
そのぼん
32シリーズ第8弾。今回はアイドルの聖辺ルリのストーカー事件から派生していくストーリーでした。前巻から予兆はあったものの、竜ヶ峰帝人のキャラがどんどん黒くなっていって悲しいです。『ついにここまでやってしまったか・・・。』っていうのが、読み終わった時の感想でした。これからどうなっていくのかちょっと恐ろしい気もしますが、次巻も読もうと思います。 続きを読む…
ネタバレあり -
遠野
28岸谷家の面々がすごく好きだと思えた8巻。学生三人は早く笑い合える日が来るといいなー。徒橋の造形がさすがの不気味さでした、ルリちゃん逃げて超逃げて。そういえばチャットでシャロンの名が出て嬉しかった。 続きを読む…
ネタバレあり -
藤月はな(灯れ松明の火)
26とうとう、帝人君が理想を実現しようといけない領域に行ってしまったことが悲しいです。理想を実現化しようとする者はどんなことも厭わないし、罪悪感さえ抱かないので性質が悪いです(例は夜神月)あの笑顔は戦慄せずに入られませんです。ルリちゃんには渡草さんのようなファンや幽君のような人たちによって幸せになってほしいです。それにしても臨也のやっていることは忘れられていることを拗ねて八つ当たりしている餓鬼ですね(怒)いい大人が何やってんだか。ストーカーや臨也の思いに腹が立つ一方、ヴァローナのケーキ好きや静ちゃんの頭の猫に 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2010/06/10
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定価737円(本体670円+税)
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ISBN9784048685993
関連サイト
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公式サイト