あらすじ紹介
精霊との契約によって力を手に入れたフィリップは自らの欲望を満たすために動き出した。一方、パンドラと離別し戦うことを恐れるようになったアレスは助けを求めるようにハインツ王太子のもとへ向かうのだが……!?
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みんなからのレビュー
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まりも
30パンドラの加護を得たフィリップがベールセール王国を支配する為に動き出す…な話。物語が一気に動き出しましたね。フィリップの台頭の仕方がクズすぎて読んでいてストレスが溜まりましたが、アレスが落ちる所まで落ちた事で物語としてもいい刺激になったんじゃないかと。アレスがヘタレすぎて別人レベルでしたが、思考停止してパンドラに頼りきった反動と考えたら仕方が無いのかな。何にせよパンドラが移った事で各陣営のパワーバランスも程よく調整され、物語としてもいい刺激になったので後はアレスの再起だけですね。次巻も楽しみです。 続きを読む…
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しぇん
15KindleUnlimitedで再読。フィリップが大暴れしている巻。しかしパンドラついてるとはいえ、国王毒殺が簡単すぎるのでは……? 続きを読む…
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のれん
13フィッリプ無双! 悪役の面目躍如と言うべきか。てか、パンドラの情報戦術と筋力を使えば、貴族ぐらいの立場からなら誰でも出世できるんよな。あとはデカい野心があるがどうか。 そういう意味ではなぜアレスに6年もついたか不思議。主の意向もあるだけど、パンドラの心境も気になったり。 ギラギラした目で家族も王族もバンバン殺す。世界観が内向きになったけど、ムスカタイプのコイツのおかげでまた別の面白さが生まれてきた。 続きを読む…
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S.T.
13パンドラの力を野心の為に躊躇なく使うとこうなるのか、というぐらい全編通じてのフィリップ無双だった。戦場で、暗殺で(2回も!)、親族殺しでとやりたい放題。普通ならフィリップにイライラしないといけないんだろうけど、反乱軍にもフィリップの親族にもまったく感情移入してないし、王族二人は登場時から非業の最期を遂げるだろうという予測しかなかったのでそれほどフラストレーションはたまらなかった(おいおいw)。役不足感満載だったフィリップがようやくラスボスらしくなってむしろ満足。物語も一気に動いたしね。アレスの再起に期待! 続きを読む…
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Tomokazu Kumada
12精霊「パンドラ」から一方的に契約を破棄され、力を失った主人公「アレス」は戦場から一人逃げ出した前巻。新たにパンドラが契約者に選んだ人物は、第四次シエゴラス戦役において大敗し、敵兵に追われ死ぬ寸前にあった将軍「フィリップ」だった。パンドラにより契約者としての力を得たフィリップの、己が内に秘めた野望を満たすために暗躍と台頭が始まります。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2010/03/25
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定価660円(本体600円+税)
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ISBN9784829135037