あらすじ紹介
目にしたすべての鍵を開けてきた少年キリエは、禁断の「監獄砦」の最奥、鎖に縛られた檻の中で優雅に微笑む女性と出会う。なぜか開けられない檻。それを開けたいと少年が願った夏、失われたはずの力が甦った――
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みんなからのレビュー
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こんこん
4ひたすら「普通に」鍵を開ける主人公、というのはある意味斬新だと思う。魔法の小箱だってそれで開けちゃうんだぜ?こぢんまりとした雰囲気はわりと好き、ほとんど何も語られていない世界は、つまり彼の視点でもあるんじゃないかなあ、とか。 続きを読む…
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ニル
3新人デビュー作品。表紙を飾るヒロイン、大統領の淫靡な肉質感漂わせる乳房に視界が奪われる本作。私は何も間違った事は言っていない。文書が読み難くく、情景描写が過不足無いはずなのに連想が難しい。特に塔の内部と大統領の檻辺り。鍵を開ける事に執着する主人公が、どうして鍵に情熱を燃やすのか全く語られておらず、且つ妹以外は気にかけない世捨て人として書かれているのに終盤でああいう展開になるには、色々と足りない。もっと大統領と主人公に絞った方が面白くなったはず。 続きを読む…
ネタバレあり -
秋山真琴
3設定が魅力的であるだけに、物語るちからがないのが残念。登場人物も同様。各登場人物の方向性や指針が見えてこないから、予想が立てられず、従って裏切られることもない。何よりも、主人公が最も淡白だと言うのが困る。熱血にしろとは言わないけれど、これは無気力に過ぎる。児童文学的な語り口は、けして嫌いではなかったのだけれど。 続きを読む…
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タカユキ
3鍵開けと封縅が繋がらず、ただのファンタジーに成り下がった印象。悪い魔法使いもただの駄々っ子だし。勿体無い。 続きを読む…
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t_hirosaki(t_hirosaki)
3なんか富士見の新人ぽくない話だなあと思って調べたらTRPG絡みの人だと知って納得。並み居る鍵をものともせずにガンガン開けてくキリエの安定感は抜群ですね。お兄ちゃん大好きなミドリカの気持ちも分かる気がする。舞台の設定がいかにもTRPG出身者って感じの凝りようで、封緘術は派手すぎず地味すぎずでいい感じ。結構面白かったです。でもこれどうやって続き出すんだろう。むしろ出るのか? あとイラスト自重wなによこのナチュラルな百合w 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2009/12/25
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定価638円(本体580円+税)
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ISBN9784829134719