あらすじ紹介
ミレスデン軍との決戦に勝利し、束の間の平穏を手にした王国軍。しかし将軍として自らの武勲をたてることが出来なかったフィリップは高まるアレスの名声に対抗するため、別動隊を率い単独でディレニア軍へ戦いを挑む
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みんなからのレビュー
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まりも
37ミーアが「風の戦乙女」になるまでと解放軍がボルネリア領を手に入れるまでの経緯を描いた短編集。これまでの解放軍に関する疑問の多くが解消される1冊でしたね。まさかモンフォードは復讐をする為に忠臣を演じていたとは思わなかったです。この作品はアレスが出ない話の時の方が読み応えあるんですよね。しかしそれでも最後の展開は意外でした。アレスのあんな情けない姿を見る日が来るとは思わんかった。今後はパンドラの加護を得た野心家と心の折れた忠義の騎士、二人の戦いになっていきそうなのでアレスの再起に期待ですね。 続きを読む…
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しぇん
17KindleUnlimitedで再読。ジェレイドの過去編と現代を繋げるお話。そして最後に物語の転換機となる契約破棄。フィリップもここから躍進はじめるなんか想像外でしたね 続きを読む…
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S.T.
16ジェレイドというか反乱軍過去編その2。ボルネリア侯を支えるモンフォードの謎、わずかに本編に登場していたメリステル、その他反乱軍の主要人物たちの物語。群像劇の難しいところだけど、お話としては良く出来てるんだけど、相変わらず主役のジェレイドにどうにも入れ込めないのでイマイチ乗り切れなかった。メリステルは良かったんだけどどうもヒロインにはならなさそう。ミーアが距離を詰めて来てていい感じと思ってたらラストの急展開。役不足のフィリップをどうするのかと思ってたけどこうなるのか。これでバランスは取れるのかな? 続きを読む…
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のれん
13ジェレイドの過去短編を繋げた話。軍師なので中々最近影が薄いが、反乱経緯をまとめると中々心労というか、ため込む性格なんだなと思う。 野望もないけど、やったことの罪悪を割り切れずに背負い込む感覚もある。ただニヒルに受け流すからいけないんだよなぁ。もうちょっと弱み見せてもいいんじゃね? と思ったら我らがスーパーヒーローがとんでもない弱み見せちゃったよ。力なき正義は無力と言うが、幻想から見捨てられた主人公の行く末とは。 続きを読む…
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ラル
8うわー!!そういうことする??しちゃう!??今までもめっちゃ面白かったけど、さらに面白くなってきたんですけど!!この巻の大半はジェレイドら反乱軍のお話、完結編。以前語られた所からボルネリア候の首を取るまで。それも楽しく読んでたんだけど、大波はラストでした。功を焦るフィリップ将軍率いるベールセール軍がディレニア軍と衝突。まんまと策に嵌ったベールセール軍は壊滅し、フィリップ将軍は再起を図るため、傭兵潜む森の中へ。一方アレスは突然の契約解除に恐慌状態。時を同じくして窮地に陥ったフィリップ側は見覚えある状況に…。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2009/11/25
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定価792円(本体720円+税)
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ISBN9784829134610