影執事マルクの迷走
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影執事マルクの迷走

マルクと過ごした愛しい日々の断片がキラキラ光る、珠玉の回想編
手島史詞 (著者) / COMTA (イラスト)
シリーズ:影執事マルク(富士見ファンタジア文庫)

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あらすじ紹介

依然として不安定なエルミナの心は、<精杯の姫>のために用意された世界を彷徨いはじめる。賑やかになる屋敷、秘密と願い、そのはじまりへ。巻き戻される愛しい時間の中で、エルミナはある「場所」へと辿り着く--

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みんなからのレビュー

  • のれん

    短編集。雑誌連載短編を整理しつつ、最期に書き下ろしの次巻に繋がる「前日譚」を描く。 今更ながら驚いたのだけど、今作のモチーフって禁酒法時代だったんですね……てっきり西部開拓時代の片田舎かと思ってた。 結構この時代にあった映画をモチーフにしたサブタイ、展開、小ネタがあって面白かった。 繰り返しのギャグテンポやお約束のオチなど、堅実な構成の上手さから生まれる安心感。これがカップル応援に繋がるのかも。 書き下ろしはベタだけど、これぐらいやってもOKと思えるエルミナのメインヒロイン力はカンストしている。良きかな。 続きを読む…

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  • 晦夢

    短編集。エルミナが過去を追体験していく形式。屋敷の人たちの日常と、マルクの過去。マルクの過去はなんか初々しくてよかったな。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • ダージリン

    エルミナの可愛らしさが際立つ一冊でした・・・大満足です。口の悪かったマルクは意外ですが、最後の話は特に好き! 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 紅羽

    短編集。マルクがカナメやアイシャ、エルミナたちと服を選んだり、古本を見に行ったりと、楽しいお話ばかりでしたが、いつもオチはマルクの不幸で締められるという…(笑)個人的には五章の口の悪いマルクがお気に入りです。口は悪いけれど、彼の内面から滲む優しさが感じられました。エピローグの下りは何故ああなったのか謎ですが(笑) 続きを読む…

    ネタバレあり
  • みどり

    短編集の作りだけど、エルミナとマルクの時間異動の出会いが素敵だった。やっとすべてがつながった。ここから、残り半分は私にとっては新たに紡がれるお話になる。 続きを読む…

    ネタバレあり
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