あらすじ紹介
最果ての地シベリアで遺産汚染が発生。かつて人類が経験したことがない最悪の事態が起こりつつあった。
その頃、由宇は地下深くの牢獄に自ら閉じこもっていた。闘真との決別は彼女から全てを奪い、かつての孤高の天才に戻してしまう。
己を知るため真目家に戻った闘真。そこに「ロシアにいるクレールの母に会え」との要請がくる。
クレールのため、そして禍神の血の本質を知る者に会うため。闘真とクレールは恐るべき未来が待つとも知らず、ロシアへと旅立つのだった。
二人の再会はいつ!? 驚展開の新章突入!
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みんなからのレビュー
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まりも
26遺産を巡るSFバトル作品第十弾。決別した由宇と闘真のその後を描いた新章開幕です。イラストも変わったけど、作品の感じも変わったような気がしますね。冷たさの中に温かみのある展開が混じっているからか、今までよりも読みやすくなったように思う。マモン、八代とクレール母娘のやり取りは癒しですな。ただ全体的に地味で、特に戦闘描写は迫力に欠けていたからか、かなり微妙でした。まぁ、今回は序章っぽいし、物語が本格的に動くであろう次巻に期待すべきなのかな。由宇と闘真のイチャイチャが欲しいぜ… 続きを読む…
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しぇん
19KindleUnlimitedで。シベリア編開幕。クレールの母親登場したりと物語がまたうごいたなと。外伝読み飛ばしてたけど、外伝で蛟との話し合ったりしてるんですね。親世代がどんな関係だったのか読み飛ばしてるのはちょっとわからない事多いのかなと 続きを読む…
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すみの
13第9巻で闘真の存在はこの世界に歪みを与えるものとして描かれ、それ故由宇と相対する存在にならざるを得ない。そのため、決別し、闘真は自分の秘密を父・不坐とともに行動することで知ろうとする。その流れでクレールをクレール母に会わせるためシベリアへ。そこでは峰島の遺産を用いた独自の生物が脅威の勢いで増殖していた。ロシアの頼みでADEMもシベリアへ八代、マモン改名舞風、博士が送り込まれる。そしてやっぱり闘真がいるところへは由宇がいなくちゃ!で、彼女も同地へ。シベリア怪物退治と闘真と由宇の真相解明は次巻?楽しみ! 続きを読む…
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sanemo
9闘真も由宇も出てくるけれど、メインは別の面々。 もうすぐ、最終巻になるのが寂しい・・・。 続きを読む…
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ゆーき
5てっきり、クレールのお母さんは亡くなったものだと。 ボロボロの身体ですが、まだ生きていたんですね。クレールと再会出来て良かったです。 短編集の過去話と繋がってきて、物語により深みが増しました。ナインエス、面白いですねえ。 いつもギリギリの戦いを強いられていますが、今回は十日!十日しかなくて、岸田博士、八代、マモンが窮地。岸田博士が死ぬかもしれない最期の時まで、由宇の幸せを願っているところに、グッときました。八代とマモンも、めちゃくちゃ好きなペアなので、絶対に生きていてほしい! 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2009/09/10
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定価836円(本体760円+税)
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ISBN9784048680141