あらすじ紹介
事件は「すぐに故郷の里まで来てほしい」という、ベラフォードからの1通の手紙で始まった。そこで彼は里の大祭の神代に選ばれたのだという。何やら怪しさを感じたキャサリンたちは遙か遠方の里へと旅立った!
みんなのデータ
-
3評価する
-
1読みたい
みんなからのレビュー
-
エンブレムT
47話の通じない権力者たちを完膚なきまでに叩き潰すシリーズの5作目。今作は、美しい鮮やかな羽をもつ“蜥蜴”のベラフォードにスポットが当たっておりました。舞台は彼の亡き母親の出身である“南天極楽鳥”という種族の、20年に1度の大祭。用心棒仲間3人と、破天荒なお嬢様キャサリンと一緒に、アナザーレイスの中でも特殊な位置にある部族世界にビックリしました。よくもまぁこんな珍妙な価値観を持った人たちばかりを考えつくよな・・・と、作者に対しては改めて(笑)彼らが叩き潰した勢力も広範囲になってきたので、分布図が欲しいですw 続きを読む…
ネタバレあり -
玲@灯れ松明の火
15【再読】<蜥蜴>のベラフォードのお母さんの故郷からの使者が来て、故郷のお祭りへと誘われるべラさんですが、どうも雲行きが怪しくなり、誘拐未遂。いっしょに居たヴィンセントが逃げ切り、蜥蜴の賢者様の元へ。ヴィンスが初めて役に立った(笑)羽の美しさを競うお祭りの祭司役にべラさんが選ばれる。いや~カラフルって言ったら彼の羽はカラフルだもんね。毎度この羽のせいで騒動に巻き込まれますね(笑)最後はやっぱり神殿を怖し固定概念を怖し大円満。このシリーズは最後めでたしめでだしで終わるので読みやすいです。 続きを読む…
ネタバレあり -
ひー坊
11翼じゃなくて、肌に置き換えたら、まんまリアルな世界の話になるね。教育という名の洗脳がいかに恐ろしいか。当事者には分からないんだ。 続きを読む…
ネタバレあり -
紫鈴
11前回はヴィンスが攫われたが、今回はベラ。お話でベラの母方の故郷、南天極楽鳥の、異種人種には珍しい宗教絡みの羽の多色で優劣をつける悪習がひどい。主上を敬うと言いながら最後はそれかい!とツッコミたくなる。ヴィンスは安定の破壊力です。序盤に出てきた賢者モーガン様が素敵です。☆4 続きを読む…
ネタバレあり -
紅蓮
9ベラフォードのお母さんの故郷が明らかに・・・なお話でしたが、なんとも失礼な人達が次から次へと出てきましたねーヽ( ´ー`)ノ フッ 羽の美しさを誇る「南天極楽鳥」の中でも異彩を放つ混血のベラフォードでしたが、その美しさが仇となってしまいました。それにしても話の通じないおバカさんはもちろん異種人類にもいるわけで、それが妄信的に迫ってくる姿はベラフォードでなくても鳥肌モノでした。オカマなのに女に迫られるなんて・・・(笑)今回もお約束通り神殿をぶっ潰して大団円(笑)ライガスさんたちの新しい生活も読みたいなぁ。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
-
レーベル
-
発売日2009/06/01
-
定価692円(本体629円+税)
-
ISBN9784044231088