あらすじ紹介
『九龍の血統』と激しい闘いを繰り広げるジローの下へかけるミミコ。そこにあるのは『カンパニー』の代表としての姿ではなく、葛城ミミコという一人の少女の姿だった。新感覚吸血鬼サーガ、堂々完結!
みんなからのレビュー
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まりも
24素晴らしい。登場人物全員が魅力的で彼らの内一人でも欠けていたらこの終わり方は出来なかったに違いない。九龍たちの最後の姿がそれぞれ印象的で特にザザ、ヤフリー、カーサの最後は読んでいて涙が出るほどだった。ジローとコタロウの宿命とジローとミミコの関係についても次世代に繋げるという余韻の残る形で見事に回収できていました。丁寧に物語を作り上げていたからこそ出来る見事な結末だった。この作品超好きです。 続きを読む…
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U
15東レ最新刊につられて棚から引っ張り出し、3くらいから一気読み。した端からまた読み返したくてたまらない。ミミちゃんイケメンすぎる。やっぱりセイさんとゼルマン様が大好きだったなあとしみじみ思いながら、あらゆる人の意志と血の脈動を、明るい陽射しのもとでしっかり味わった気分です。セイさんほんとチートかっこいい。あとあざのさんのお話は、大人が格好良いんだよなあ。壮大で、でも等身大の、不器用に剥き出しの愛の物語。すてきなお話をありがとうございました。でもSはもう一冊あってもよかったんじゃないですかね……!!(笑) 続きを読む…
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晦夢
11ついに完結。素晴らしい作品。九龍の血族との戦いも最終決戦へ。ジロー、ケイン、ミミコと特区に集結して総力戦。九龍の血族のそれぞれの最後がすごく好き。ヤフリーとカーサの最後のやり取りが最高。あざのさんの脇役は非常に輝くな。ジローの結末も一年という猶予でさらに次世代への引き継ぎでハッピーエンドだったんでしょう。見事なスケールの大きい作品でした。 続きを読む…
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こうづき
10ああ、終わってしまった……。何というハッピーエンド。「あと一冊で本当に収まるの?」なんて思っていましたが杞憂というものでした。余韻あふれるラストが非常に良かったです。東レ→Dクラ→ブートレガーズ→BBBと読んできて、最初は「何だか今までとちょっとテイスト違うな、いまいち乗れないかも」なんて思ってたのですが、とんでもなかったです。全17巻、読み終えてみたらあっという間でした。本当に満足です。この作品を読めてよかった。 続きを読む…
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紅羽
9シリーズ最終巻。こんなグッとくる終わり方だったとは。いつまでも積んでないで読んでおけば良かった…。思えば最初からジローの運命は決まっていて、抗う事が出来ないものでした。そこがどうなるのか不安に思ってました。最後に賢者がくれた一年間。それは宝物のような日々だったんでしょうね。また三人が揃って良かった。そう思える最良な結末だったと思います。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2009/05/25
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定価880円(本体800円+税)
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ISBN9784829134030