あらすじ紹介
文学初心者の少女が綴る、もうひとつの“文学少女”の物語!
みんなからのレビュー
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寂しがり屋の狼さん
70舞台は聖条学園の文芸部📖新入部員の菜乃ちゃんと部長の心葉くんとの淡い恋愛小説かと思いきや…『曾根崎心中』を軸にした心中事件のミステリーに…物語はハッピーエンドが良いと、友達の為に自分を犠牲にしようと一生懸命な菜乃ちゃんは可愛いし、謎を解く心葉くんが格好いい(#^.^#) 『見習い』は文学少女の外伝とは知らずに読みはじめてしまったので、本編も凄く気になるーーー(*≧∀≦*)『見習い』を読み終えたら読もうかしら(#^.^#) 続きを読む…
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ひめありす@灯れ松明の火
64深深と、白い花吹雪の中で出会った少年。鉄柵の向こうから泣かないで、と祈った声は届かず……立場の違いが、泣く人に触れ慰められない。なぜかシェイクスピアの『ロミオとジュリエット』を思い出してしまった。季節は死んで入れ替わり、中庭の木の下で、再び『文学少女』の物語が息を吹き返す……。このお話は、全く本に触れずに育った菜乃が少しずつ本を読んで、物語を想像していく『文学少女見習い』の部分と心葉が今度は自らの言葉で、想像で、文学少女のように人々を導く『文学少女見習い』二つの部分から成り立っているのだな、と思いました。 続きを読む…
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た〜
62暴走娘、菜乃に振り回されるコノハ君。はたして操を守り通せるのか!?本編は男女4人の愛の掛け違いが生んだ悲劇。残された二人の行く末はいかに? 続きを読む…
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Yobata
59文学少女・天野遠子が卒業した聖条学園に入学してきた日坂菜乃。彼女は入学直前に一人の上級生に会い惹かれる。その男子は文芸部部長になった井上心葉。心葉に近づく為に文芸部に入部した菜乃だったが、心葉の胸には既にひとりの少女が。そのため全く相手にされないがそれでもめげずに文学少女になろうと頑張る菜乃。そこに図書館で心中相手を探しているという松本和という少女と出会う…。菜乃が文芸部に入部する「初戀。」の短編と、近松門左衛門の『曽根崎心中』を題材とした「心中。」の二話。遠子が卒業し心葉が三年生で部長になった文芸部に→ 続きを読む…
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くろり - しろくろりちよ
55遠子先輩が卒業したあとの一年が始まる『見習い』シリーズ。文学少女になれない日坂菜乃と、文芸部部長になった心葉。近松門左衛門の『曽根崎心中』に準えたストーリー。「だって、この世で一番確かな愛の形は、一緒に命を終えることでしょう?」ハッピーエンドのあとにもお話が続くのは、とても怖い。同じことを思っていたから…心中という歪な愛の形を支えにする二人がよく解っちゃった…。死で終わらせようとするのは、気持ち悪い逃げなのかな。うん…考えさせられる。二人は一生懸命遠子先輩の背中を追ってる。まだ未熟者だけど頑張れ心葉! 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2009/05/11
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定価660円(本体600円+税)
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ISBN9784757748293
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