あらすじ紹介
バレンタインの季節。 街では、複数の動物殺害事件が発生していた。マユがダイエットと称して体を刃物で削ぐ行為を阻止したその日。僕は夜道で、死んだはずの妹(多分)と出会う。そして妹っぽいものに遭遇した翌日。僕は学校の朝礼で知る。 無自覚の悪意の伝染について。三ヶ月の短い静穏へ精一杯の反抗を示す惨殺死体事件。最悪な、殺人街としての街興しが、再び始まったらしい。あー。 この立て役者は、僕の妹(暫定)なんだろうなあ、きっと。……口癖の出番は、あるなら早めによろしく。
みんなのデータ
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8読みたい
みんなからのレビュー
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とら
75久々みーまー。ミステリで面白かった。めちゃくちゃ好み。だけど何だろうこの、充実感の無さ。文章は結構紙にいっぱいいっぱいなんだけどね。スピード感があるとも言う。枇杷島さんと良い感じなのかなーラブコメ突入してくのかなーと思ったけど裏切り、にもうとも登場...でもそこはみーまーである。でも死の礎は生だから。まあ確かにね、自分たちも生き物殺して食糧にして生きるための活力にしてるわけだけれども。何か少しズレてるよねこの作中だと(笑)でもそんなんでも、みーくん成長した。そうも思えなかったんだから。よくやったみーくん。 続きを読む…
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散桜
54最後の方がよく分からなかった!!!!まーちゃんとにもうとはどうなったのか?!私の読解力不足ですかね?!ゆゆちゃんかわいい!なんでこんなに濃いキャラしかいないんですかね……wwそして、みんな狂ってて歪んでる……もちろん、嫌いじゃないですけどね!次も気になる!どんな人が出てくるんだろう?! 続きを読む…
ネタバレあり -
チアモン
40やっぱり文章が読みにくいけれども、少しずつ慣れてきたような。かわいい女の子たちが何人も出てきたけれども、今回もグロい場面が多かった。うーん。みーくんが一番人間らしいか?いや、この物語には人間は一人も出てこないかも。 続きを読む…
ネタバレあり -
Yobata
35「…ぢんせいって難しい。人生違うから、僕の進んでる道。」無事退院した僕ら。世間は動物殺傷事件が多発していた。それは厭が負うでも八年前の事件以前に行方不明になった妹を思い出させる事件だった。僕が所属する美化委員会もその事件による町の美化清掃に力を入れていた。時季はバレンタイン。マユの包丁ダイエットを辞めさせ、池田兄妹からチョコを貰った帰り道、血塗られた少女に出会う。その少女は妹だった…。翌日その付近で美化委員長の宗田義人の死体が発見される。小動物の殺傷が趣味だった妹。きみがやったのかい…?再び町を震撼→ 続きを読む…
ネタバレあり -
黒瀬
27新キャラ続々登場。しかしその人たちの今後の活躍に期待…は出来ない第三巻。物語は何年も前に死んだはずの妹との邂逅から始まり、爽やかイケメン宗田の死で揺れる街。それは壮烈で凄惨な執念の復讐譚。枇杷島ってある意味では、まーちゃんをも凌ぐ作中最強のヤンデレさんかな。ところで五章の葬儀会場でみーくんは最後、「彼女」になんて言ったのだろうね。四章235ページの言葉を借りるなら『さようなら』かい?それにしても伏見はどんな声をしているのだろうか。小林ゆうさんをめっちゃダミ声にした感じ?みーくんは…神谷さんあたりかな。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2007/12/25
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定価649円(本体590円+税)
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ISBN9784840241250