断章のグリム 3 人魚姫
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断章のグリム 3 人魚姫

血の泡に導かれ、悪夢の人魚姫が死の連鎖を誘う──。
甲田学人 (著者) / 三日月かける (イラスト)
シリーズ:断章のグリム(電撃文庫)

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あらすじ紹介

泡禍解決の要請を受け、蒼衣たちは海辺の町を訪れた。到着とともに感じたのは過去に例を見ないほど町中に漏れ出す泡禍の匂い。さらに神狩屋の婚約者の七回忌という異様な事実。そして、悪夢は静かに浮かび上がる──。

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みんなからのレビュー

  • まりも

    今回の題材は人魚姫。神狩屋さんの過去と人魚姫という題材を上手くかみ合わせていますね。童話の使い方が非常に上手い。グロ描写も相変わらず見事。特に皮膚が溶け血が出てくる描写は痛すぎてこれから先歯磨きや手洗いをするのが怖くなるレベルです。こんなにエグイ合宿回は初めて… 大量に死者が出た訳ですが下巻はもっと悲惨になるんだろうな。どうなるのか怖いけど楽しみでもある。 続きを読む…

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  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    子供の頃から「人魚姫」の物語は苦手だった。健気な愛は必ずしも報われるとは限らないからではない。どうしても王子には嫌悪感しか湧かず、王子への殺害を促した人魚姫の姉たちに共感せずにはいられなかったから。改めて挿入されたアンデルセンの『人魚姫』を読むと、王子の能天気で移り気な言葉に対し、殴りたい気持ちで一杯になった。(個人的に映画『ゆれる人魚』での王子役が迎えたラストに喝采をあげた程なので・・・)。それにしても今回は手洗いが推奨されるコロナ禍で読むには想像をギリギリまで下げないと悲鳴が出そうな描写ばっかりだ。 続きを読む…

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  • 坂城 弥生

    タイトルだけで不穏な感じ…(人魚姫ってもろに悲劇だし…) 続きを読む…

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  • Yobata

    神狩屋のロッジに来た応援の要請に従いやって来た街は風乃曰く泡禍に満ちた街だった。既に犠牲者が出ている町で出会った少女は神狩屋の知り合いで…。そして始まってしまう泡の災い…。今回はアンデルセン童話の人魚姫,上巻。これまたうろ覚えの童話だったが人魚姫って王子に恋するもかなり報われないまま終わっちゃう話なんだね。そんな人魚姫が題材の今回の事件では泡だらけの屋敷で続出する泡立ち,融解する死体。そして神狩屋が断章を持つきっかけになった6年前に亡くなった婚約者の海部野志弦の実家,海部野家と志弦の妹・千恵の→ 続きを読む…

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  • そのぼん

    上下巻だと気付かずに図書館で借りてきました。今回は人魚姫がテーマか・・・。メインキャラのひとり神狩屋の過去の話も明かになりました。痛々しい描写も続きますが、やはり読み進めたくなります。 続きを読む…

    ネタバレあり
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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2006/12/25
  • 定価
    583円(本体530円+税)
  • ISBN
    9784840236355

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