あらすじ紹介
若手幹部(フィーロ)は『ミストウォール爆破事件』の参考人である恋人をかばって刑務所に。 殺人鬼(ラッド)はヒューイという『不死者』を殺す快感を求めて刑務所に。 泥棒(アイザック)は普通に逮捕され刑務所に。 名前を譲った殺し屋(フェリックス・ウォーケン)はネブラの部長に依頼され刑務所に。 錬金術師(ヒューイ)は最初から刑務所に。
サンフランシスコ湾の沖合いに浮かぶアルカトラズ刑務所に、一筋縄ではいかない男達がそれぞれの目的を抱えて集う。 一方、NYに残された者やFBIも何かを求めて動きだす。まるで全ての事象が一つに繋がっているかのように……。 そして、最悪の事件の幕が開ける──。
みんなからのレビュー
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まりも
31裏の世界の住人達によるドタバタ群像劇の8冊目。脱獄不可能とされる監獄島「アルカトラズ」を舞台にした話。登場人物が多すぎて誰が誰だか把握しにくかったけど、やっぱり面白いですね。ヒューイが本格的に物語に絡んできたことで、これまで以上にこの先どうなるのか予測不可能になった分、期待感とワクワク感も更に上昇したように思う。今回1番の見所はやっぱりアイザックでしょうか。ミリアの為にあんなこと出来るなんて、ただのバカじゃなかったんだな。フィーロもラストで衝撃的な行動を取ったし、娑婆編が非常に楽しみです。 続きを読む…
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Saiid al-Halawi
16ヒューイ、アイザック、ラッド・ルッソというこの取り合わせの妙www 続きを読む…
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END
15今回は、前フリの前フリって感じだけど、「脱獄不可能」と言われたアルカトラズ刑務所が舞台ってだけでテンションが上がる!今までスポットが当たっていなかったヴィクターに遂に光が。悪いヤツではないんだろうけど、なんか嫌い。アイザックって意外とただの馬鹿じゃないかも。それ以上にミリアの様子が!?ヒューイ、ラッドに食われ気味だったフィーロの真意って!!これは『裟婆編』が気になる♪ 続きを読む…
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スケキヨ
15前作でクレアがシャーネの父親に…と言っていた通り、ヒューイが物語の中心に来ましたね。『アルカトラズ刑務所』は前々から興味を持っていたので物語の舞台にされていて嬉しいです。ラッドとフィーロとアイザックが額を寄せて小話している場面とかがある意味凄い面子!と頬がにやにやしました。しかしやっぱりバッカーノ!の世界はアイザックとミリアのコンビが健在でないと凄く不安になってしまいます。そして二人の過去も気になります。次は娑婆編。つ、ついにグラハム・スペクターの登場ですかね?! 続きを読む…
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割れたオカリナ
13すげぇ面白かったな! なにが面白いって展開が全く読めない 予測出来たと思ったらいつのまにか予想外の展開に持ってかれている、それが面白い! とまぁ今巻の感想を書くと あんな環境でもいつものバカを続けられるアイザックすごいな しかしあれか双子って2001に出てきた意識を共有したホムンクルスと同じなのかな? たぶんそうなんだろうな しかしそう見るとすべての出来事がすべての物語が伏線に見えるね むしろ伏線なんだろうね あとフィーロが五番目のフェリックスってどういうことなんだろうね 気になる 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2006/10/25
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定価715円(本体650円+税)
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ISBN9784840235853