あらすじ紹介
いつかの未来。人類が脳に「珪素脳」を持ち、「家電」と共生している世界。過去の事件のせいで「裏切り者」と呼ばれる探偵ジュードと相棒家電の黒猫アル。お金はないけれど、今日もそれなりに、なんとかやっている彼らは、とある理由から、人探しの依頼を受けることに。探す相手は世界的に有名なウイルスデザイナーのゴービー博士。しかし、博士はすでに数年前に死んでいるはずで…。ハードボイルドではなく、“ジャストボイルド”な二人の活躍を描く、不思議な未来のSF探偵アクション。「悪魔のミカタ」「シフト」のうえお久光が満を持して贈る最新作、華麗に登場。
みんなのデータ
-
0評価する
-
0読みたい
みんなからのレビュー
-
ヴィオラ
7ハードボイルドミステリー風。ハードボイルドな話はほとんど読んだ事がないので、この「風」がどこまでの物かは判断がつかないけれど、結構楽しんで読めました。連続殺人の真相は、読んでるだれもが真っ先に思い付く様な物でしたが、作中の人物にとっては想像し難い物であることも分かる。そもそもハードボイルド物って「推理」の割合はさほど高くないから大丈夫(偏見w)相棒が家電っていうのは、なかなか斬新…っていうか、後書きを読むとスタート地点がそこなんだwという変な気付きw 続きを読む…
ネタバレあり -
みどり
3このころの作品群はまた違った味があるな、と思いましたね。悪魔のミカタのぐだぐださ加減に比べてきっちりすっきり1冊完結だし。(続くのかと思っていたけど、思ったより設定が受けなかった?) 軽く読めました。まさにライトなノベル。 続きを読む…
ネタバレあり -
5
2ジュードとアルの軽妙なやり取りが読みどころかな。設定のヘヴィさはそこそこに、どこまでも口当たりは軽い。 続きを読む…
ネタバレあり -
とりじまカラス
2なんともジェットコースターみたいな作品でした。次から次に現れる危機! それをちょうどいい感じ(ジャストボイルド)で切り抜ける主人公たち。 一部展開の省略が不満なものの、なかなか面白い本でした。 続きを読む…
ネタバレあり -
TEANの残骸
2以外としっかりSF風。しかしガチガチなSFでもなくラノベらしく。そんなところもハードではなくジャスト。 個人的には企業のヒーローとかでこの前見直したタイバニを軽く思い出したり。むこうはヒーローの活躍だが、こちらは企業にヒーローが必要な理由など背景にも十分に重きが置かれている印象。あ、べつに向こうが適当とかそんなことはないですよ?描こうとしているモノが違いますし。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
-
レーベル
-
発売日2006/09/25
-
定価649円(本体590円+税)
-
ISBN9784840235525