
あらすじ紹介
ルークの変調をリサから明かされたセシリー。ルークは頑なに隠そうとしているが、セシリーとリサは互いに彼を支えることを心に誓う。ルークとの関係をどのようにするべきか悩んだセシリーは母に、亡き父との馴れ初めを聞くことにする――。一方、軍国ではゼノビアが付き人のシャーロットとともに城を抜け出し、大陸を包む不穏な空気に萎縮しかねない市井の声を聞くべく街中へ繰り出していた。また他方、帝政列集国のフランシスカは、主に従属する魔剣の定めをヴェロニカから見出そうとしていた……。穏やかな日常の中で覚悟を固めていく女たち、心底に銘を切り、居並ぶ!!
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みんなからのレビュー
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まりも
30第11弾は女性人たちがメインの短編集。セシリーの母親と父親のなれ初めやフランシスカの恋の話、そしてラストは我らがセシリーの彼女らしいプロポーズで締めくくりと全編を通して癒しに溢れてましたね。まさかこの段階で二人がくっつく事になるとは思っていなかったので、セシリー・ルークカップルの成立は嬉しいサプライズでした。MF文庫風水戸黄門的な少女王たちの話も面白くて良かった。やっぱりこの作者さんの描く女の子達は皆魅力的で好きだな。次巻の展開も楽しみです。 続きを読む…
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(●▲●)とらうまん(*^◯^*)
13セシリーの母上・ルーシーのなれ初めの話がよかった。この押しの強さ、ほんと三浦作品の女性はたくましい……w 少女王とシャーロットたちのお話は、さながらファンタジー世界版の水戸黄門ですなw そしてセシリーとルーク……よかったね、おめでとう。 続きを読む…
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sskitto0504
10ついに、コミックス版まで追いつきました。セシリーのお母さんの話も、他の女性達の話もよかったけど、やっぱりラストの話がいいですね。ルークもセシリーもよかった〜! 続きを読む…
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Mu@芒羊會
5短編集。いつもは脇役の女性たちが話の中心だった。どの話もそれなりになかなかの出来。でも白眉は最終話。いやあ最後でこうくるとは!セシリーの告白場面で不覚にも涙が出て来た。その想いの詰まった、力強い、簡潔な言葉!「私はこの都市を救いたい。アリアを取り戻したい。あなたが欲しい。あなたの力になりたい。そのために全力を尽くしたい。私はあなたが好きだ。結婚してくれ」こんな告白されたら魂全部持って行かれるな。やっぱりセシリーは男前だよ。にしてもこの告白を全市民に聞かれるとは!知ったら絶対ベッドで転げ回るだろうなあ(笑) 続きを読む…
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やよひ
5セシリーの母君ルーシーの思い出話は、身体の線が細くて病弱な彼女からは想像できない内容でした。母と娘、好きになった男性はタイプが似ていたってことですね。もともと女性陣の活躍が目立つこの作品。今回は主要な女性キャラの短編で綴られる嵐の前の日常のひとコマ。軍国の3人娘のドタバタが楽しかった。『ばれたら終わる。ばれたら終わる。ばれたら終わる』とシャーロットが変な汗をかくあたり、笑いをこらえきれませんでした。セシリーも、験担ぎが効いてよかったです。直球すぎて逆に清々しく気持ちよい位でした。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2011/11
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定価638円(本体580円+税)
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ISBN9784840139311