あらすじ紹介
セシリーを守るために最後の変化の呪文で剣の姿のままとなったアリアを胸に、独立交易都市へと戻ったセシリー。しかし彼女を待っていたのは、ルークとユーインの消息が絶たれたという悲報だった。件のルークとユーインは、突如襲った地震によって閉じこめられたヴァルバニルの封印される洞窟内でその末端らしき触手との攻防を繰り広げていた。他の出口を探して灼熱の闇の中を彷徨い続けるルークたち。そしてその奥底で地面に突き立てられた直刀を見つけるのだが――!? 壮大なファンタジー叙事、薄闇の底で真紅に燃える刀身を打つが如き“鍛錬の刻”!!
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みんなからのレビュー
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まりも
34シリーズ10冊目は火山に閉じ込められたルークとユーインがサバイバルする話。表紙と内容のギャップが酷いw 今回は全編通してサービス一切なしのシリアス展開でした。ヴァルニヴァルの肉を食らってでも生き延びようとするルークの執念を見せられた後にセシリーと再会するシーンはジーンときます。こういう緊迫感溢れるサバイバル描写のリアルさはすごく良いですね。喜びも束の間、ルークが遂に失明してしまったわけですが、次巻どうなるのか楽しみです。 続きを読む…
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(●▲●)とらうまん(*^◯^*)
19表紙が攻めすぎぃ!w 前回、火山の調査活動中に閉じ込められ孤立無援と化したルークとユーイン。ふたりの極限状態での生き延びるための戦いが今回のメインですが……とうとう、ルークの身にとてつもない代償が。 そして、ついにその事実を目の当たりにしてしまったセシリー。セシリーがなんかもう、主人公として最高にカッコよくてヒロインとして最高に切ない。 ふたりが今後どのように向き合っていくのか……相変わらず続きが気になってしょうがないw 続きを読む…
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sskitto0504
13ルーク、主人公として最高だよ。カッコイイ!でも、ついに来てしまいましたね… 続きを読む…
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とかげのしっぽ
10前巻の最後でブレア火山の洞窟内に閉じ込められたルーク達。この巻ではそこからの脱出編でハラハラしっぱなしでした!洞窟に、しかも昔殺されかけた人外が蔓延る場所に10日以上もいなければならなかった彼たち。命からがら脱出することに成功するも、その代償は非常に大きかった。 続きを読む…
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baysballfreak
8うわぁラスト切ない・・・全てを出してるのに(最後の絵の攻め方がぱないw)相手は見えてないんだぜ・・・。あと最近漫画版みてレイプ未遂シーンとか思い出して、そういうトラウマがあったのに、裸になって向き合ったんだぜ・・・でも見えないんだぜうわぁマジ切ない。読む前と後で表紙の印象が変わったwラストの部分で結構キタけど、展開としてはフランシスカがまた戻ってきたり、1週間以上さまよった洞窟ですぐに後発隊が追いついたり、ごたごたしちゃったけど、ユーインの説教とかよかった!続き気になるナァ。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2010/11/30
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定価638円(本体580円+税)
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ISBN9784840134873