
あらすじ紹介
2006年7月8日公開の長編アニメーション原作小説をティーン向けの文庫化。家庭崩壊の危機に直面した小学5年生のワタルが、異世界「幻界」へと、運命を変える旅に出る。ワタルは幻界で何を得るのか!?
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みんなからのレビュー
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とり
6再読。いつもの事ながら、ラストに向けて号泣。『変えるべきなのは僕の運命じゃなくて、――僕自身なんだ』自分の運命を変えるのではなく、幻界を守る決断をするまでのワタルの旅は、本当に仲間と一緒だったのだ、とミツルを思うと泣けます。別れは辛いものだけど、全てがなくなる訳じゃなくて、それはミーナの『元気でね』という言葉にあるんだと思います。本当にこの話が好きだ。 続きを読む…
ネタバレあり
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てつ
1弱気ワタルが様々な人たちに助けられて、どんどん成長していく姿がいい。展開も早く、一気によみおわってしまった。後日談等あれば読みたい。 続きを読む…
ネタバレあり
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あぷりこっと
1再読。微かな記憶よりあっさりした分身との決闘と、ミツルの旅立ちでした。「俺は、一人でいい」はなんとなく覚えていた。いよいよ勇気の旅も終章。動力船の設計図を以て南へ押し入らんとする北を留めるため、ワタルはドラゴンのジョゾと共に北の帝国へ乗り込みます。最後の宝玉を求めるミツルは北の皇都を破壊し、幻界に魔族を放ちました。遅れて4つめの宝玉を得たワタルも運命の塔へ向かい、自分から生まれた負の感情でできた分身との決闘に打ち克ち、女神に相見えました。ワタルが変えたいのは運命ではなく自分、願うのは幻界の平穏。元気でね。 続きを読む…
ネタバレあり
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もりにく
1富山駅から伊勢市駅に向かう電車内にて ストーリーを通して、ワタルが心身ともに成長していきます。 旅の目的はいつの間にか変わっていましたが、幻界で経験した喜怒哀楽憎は今後のワタルの人生においてゆるぎないものになるのではないかと思います。 1部の後半で出てくるミツルが、本当のミツルなのかなぁと。物語全体を通して、冷徹な印象でしたが最後に1巻を読んでそう思いました。 こういう、旅を通して成長していく本当にRPGのような世界大好きです。 宮部みゆきさんの小説は初めて読みましたが、非常に読みやすいと感じました。 続きを読む…
ネタバレあり
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藤井
1まぁこのテの本だとこういうラストは正統派なんでしょうけど…個人的には折角応援してたのに、なんなわけ?という気持ちである。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2006/06/01
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定価628円(本体571円+税)
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ISBN9784043611102