あらすじ紹介
式見蛍と幽霊ユウの賑やかな同居は続いていた。高校の先輩にフルコースをおごる約束を果たすために、バイトをすることになった蛍。そんな折り近所で顔の肉がそぎ落とされる事件が――。
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みんなからのレビュー
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nob
12シリーズ第二巻、蛍たちが巻き込まれるのは世間を騒がす顔剥ぎ事件。前巻よりは控えめなものの相変わらず自殺願望を垂れ流す鈍感主人公に少々嫌いになりそうですが、中盤以降新キャラとバイトへ行くあたりからが非常に面白いです。特に鈴音がアヤに人通りの少ない住宅街に連れていかれるシーンはドキドキですし、その直後のバトルシーンは読み応えがあります。上手い演出に完全に騙されました。後の作品をみてギャグがこの作者の真骨頂だと思っていましたが、こういうホラー描写もいけるのかと意外でした。次巻も読みたいです。 続きを読む…
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スー
7死にたがり主人公第二弾。今回は美しいものを憎む〈顔剥ぎ〉と対峙します。大切なのは内面なのか外面なのか、と言う話でした。モチーフとしてはありふれていますが、星川陽慈の初恋の真相や産婦人科を見学するユウなど伏線の張り方がうまい。鈴音がアヤに連れ去られるシーンの怖さとそのオチも面白い。前巻から感じていましたが蛍や鈴音の鬱々とした、でもどこか達観した、そしてちょっと抜けた内面語りが特徴的かな。今巻はそれに加えキャラがギャグ方面に壊れてきましたね、良い意味で。 続きを読む…
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ツバサ
6上手い。葵せきな先生特有の賑やかな日常に含まれるシリアスな部分を表現するのがとても良い。早く続きを読まなければ。 続きを読む…
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半熟タマゴ
4蛍の死にたがりには訳がありそう。章の間に出てくる二人組みも気になるのだけど、本編の方にも出てくるのかな。それとももう出ているとか? 続きを読む…
ネタバレあり -
鑑真@本の虫
3高い完成度に感心。 今回は、蛍の幼馴染みである陽慈とアヤが登場し、一層賑やかになるが、周りの女の子たちは気苦労の深まった様子。蛍の生死観は、本当に興味深い。 だからこそ、各キャラの魅力は非常に高く、純粋に面白い作品に仕上がっている。 終盤に仕掛けられたミスリードに関しては、気付いてはいたが、巧妙で、ゾクゾクとさせる良い描き方だった。 この頃の葵せきなは、盛り上げる場は盛り上げ、笑わせるべきは笑わせ、転換すべきをガラッと展開させる清々しさがあり、惹き付けられる。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2006/05/25
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定価638円(本体580円+税)
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ISBN9784829118191