あらすじ紹介
盗賊団に身を置く15歳のルビーウルフは、不似合いな長剣を携えた赤毛赤眼の美しい少女。狼の乳で育ち、狼を兄弟として「盗賊の姫」として育てられた。しかしある日盗賊団は、グラディウス国軍の襲撃を受ける……。
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みんなからのレビュー
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りんな
5一番最初に読んだラノベであり、永遠のバイブル。とにかく赤髪赤眼の盗賊娘(本当は王女様)のルビーウルフが凄く可愛い。可愛いだけでなく、強くて、必要に応じて乙女を演じたりと、現実にいたら友達に欲しい(笑) 父親の敵討ちとルビーに淡い想いを抱く魔導騎士の青年ジェイド、ジェイドの師匠であり、魔導の女神と呼ばれているお姉様エリカ、見た目は可憐で可愛いが、国益のためなら手段を選ばないという一面を持つ姫君ミレリーナ等、それぞれキャラクターが立っていて、全然飽きないです。ストーリーも王道だし、読んでて気持ちの良い話です。 続きを読む…
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カザリ
4絵がめちゃくちゃかわいい。それにしても、ファンタジーにはまれない私がここにいる。刑事か軍隊ものか、レンジャーものにしか惹かれないのかもしれない。どこかにドキドキするようなファンタジーはあるのだろうか。 続きを読む…
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真林
2盗賊と狼に育てられたルビーウルフ。育ての親たちを殺され、王女の血を引くことを明かされた彼女は騎士ジェイドと共に国盗りを企てる。まさに王道といったファンタジー。奔放な王女とそれに振り回される騎士っていう構図は素敵ですよね。国盗りに際し隣国すら利用していく強かさには魅力を感じます。 続きを読む…
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迷善童吾
1学生のとき、爽やかな感じの挿絵に惹かれたのが手に取ったきっかけ。再読しました。読み進めて行く中で、キャラクターや情景の表現が綺麗で細やかなところがいいなと思いました。 主人公ルビーウルフは豪快で野生的。ジェイド、エリカ、ミレリーナなど主要キャラもそれぞれ個性があり魅力的。 続編も出ていてもちろん楽しめましたが、やはりこの一巻のインパクトが強いです! 続きを読む…
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人
1ジェイドにだんだんと惹かれていく心情を、主人公のキャラらしい「匂い」で表現するのが好き。P168。全体では、序盤の惨殺→仇討ち。この主人公の目標をどうポジティブに変換するのか(あるいはネガティブなまま突っ切るのか)気になったが、「国内の酷い有り様を見せる」という方法は王道ながらも納得がいく。ただクライマックス、せっかく『同胞』をたくさん城下広場に集めたんだから、集団を使ったパフォーマンスを見せて欲しかった。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2005/09/25
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定価638円(本体580円+税)
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ISBN9784829117514