Missing 13
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甲田学人 (〔著〕)

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みんなからのレビュー

  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    既刊のグロシーンを各々、ぶち込んだような肉塊と血花が結実するような最終巻。一巻で神野と連絡を取る際の十叶先輩がここに来るまでの伏線だったのだな…。それを踏まえるとMissingシリーズは冊数を13章に見立てた一冊と見做した方が良いかもしれません。ラストは一巻を振り返ると、空目にとってはやっと自分の時が動き出したような満願成就だけど、亜紀ちゃんが切な過ぎる。後、ごく普通であったがために正気を持って生き残れた武巳君ですが、自分が経験した事を語るかもしれないと思っている所が不穏…。それは魔女の血の為か、虚か。 続きを読む…

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  • まりお

    最終巻。異界のものは、異界に還る。例外はない。数々の異界に触れた空目達。もう、彼等は一緒には居られない。自分に決着を着けたもの、自身にいつまでも縛られたもの。異界に触れて、歪められ。最初のようには、もうなれない。彼等が再び出逢う事がないのは、悲しいものがある。 続きを読む…

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  • 坂城 弥生

    シリーズ読破しました! 続きを読む…

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  • 眠る山猫屋

    神隠しの物語、完結。読み応えありました。〝魔女〟による異界の神の召喚。彼女の行動が、全て魔術師の防波堰の反転だったとは。今までの積み重ねが全て悲劇へと集中・転落していく様は、まさにカタストロフ。亜紀の無力感が、ちょっと類を見ないくらい虚無感にまみれていて悲しい。あやめの存在意義もまた、この瞬間にあったのだとは思いたくないかな。空目や狼犬くん、魔術師に魔女、壮大な悲劇の環が閉じて逝きました・・・。 続きを読む…

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  • よっしー

    なんというか…終わってしまうとあっけない感じがしています。本当に最善の選択肢だったのかは分かりませんが、結果的には普通の人間にとっては元の世界へと戻ったのでしょうね。村神と空目のラストシーンは心に残りました。長い付き合い、お互いが言葉にせずとも感じ取った物があったのでしょう。血生臭いシーンも多かったはずなのですが、どことなく、物悲しい気持ちになりました。 続きを読む…

    ネタバレあり
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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2005/06/25
  • 定価
    627円(本体570円+税)
  • ISBN
    9784840230384

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