
あらすじ紹介
自らの存在を誇示するために、ゼルマンの配下との決闘に望んだジロー。しかし、その裏には、九龍の血族による魔の手が侵攻していた。突如明らかになる特区の未曾有の危機。その時、ミミコは失意の底にあった。
みんなからのレビュー
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まりも
23二人の関係も含めこっからが本編って感じ。かなりの盛り上がりを見せた今回ですがここから先起こる戦いから見たら序章に過ぎないんですよね。今後が楽しみすぎる。メイン二人がかっこいいのは勿論ですがゼルマンを始めとした脇を固めるキャラクターもそれぞれ違ったかっこよさがあっていいですね。青臭い吸血鬼ジローを吹っ切れさせたミミコの言葉、行動力には感動した。ここから始まる決戦がどうなるのか非常に楽しみ。 続きを読む…
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のれん
122巻分のまとめに相応しい後半の会話劇のための構成。 ミミコはお節介丸出しで無力で、でも誰よりも頑張る姿を応援し、理解されない怪物を抱擁する。こういうヒロインは前作の『Dクラ』からいて、今では『BLEACH』の織姫以降いなくなったキャラクターだと思う。 でも辛い境遇だからこそ、そこからかけ離れた立場から認めるというのには、作劇的な魅力があると感じる。 九龍血族に関しては謎が多いいけれど、裏が見え隠れする。 薄暗くて血の通う香港映画っぽさも含め、古き良きが今作の評価の大部分かもしれない。 続きを読む…
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じお
9★★★★★+★★★ ジロー達の前に姿を表した九龍の血統、その直系を名乗るヤフリー、彼の背後に因縁の相手の影を感じたジローはコタロウを連れ、ミミコに別れを告げ特区から去ろうとする、だが刻一刻と変わる状況がそれを許さない、特区に忍び寄る昏き策謀、皆が一致団結し危機に立ち向かおうとする中、失意のミミコはある人物と行動をともにするが…、赤き血と黒き血は海へとつながる一筋の流れになれるのか、第一部完の第3巻。うおおおおっ、面白ぇ!あざの作品は第3巻からという謎不文律がまま言われるが、→ 続きを読む…
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晦夢
8素晴らしい盛り上がり。これでようやくジローが舞台に上がったとかすごすぎる。もう十分クライマックスでした。キャラ多くてみんなカッコいいな。カーサの姉弟はややこしいなw ミミコさんジロー相手に啖呵切るとかイケメン。 続きを読む…
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紅狐
7ミミコ、コタロウ、ジロー、そして彼らの仲間たちが起こっている出来事を調査し、把握し、対策しようとする描写は震えた。「九龍の血筋」との対決はこれから始まったばかりだということだったけど、今回の舞台の幕引きはあまりにも唐突すぎた気がする。もう少し感慨も残してほしかった。そして何より、伏線の回収が見事だと思った。陰謀も暴かれ、問題が表面化した今、これからどうするのかが楽しみ。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2005/03/25
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定価682円(本体620円+税)
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ISBN9784829116920