てのひらのエネミ- 4 魔王咆哮
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てのひらのエネミ- 4 魔王咆哮

アウル、ついに魔王として起つ! シリーズもついに完結へ!
杉原智則 (著者) / 桐原いづみ (イラスト)
シリーズ:てのひらのエネミー(角川スニーカー文庫)

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あらすじ紹介

シーラ率いる部隊の思いがけない攻撃で、アウルは連合軍にとらわれの身となった。一方、シーラのせいで父親を失ったサラは復讐の鬼と化す。全面戦争に突入しようとする間近、アウルは己の心の中にある決心を固めた!

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みんなからのレビュー

  • 空箱零士

    ★★★★ 教会による機学への政治的圧力の歴史に魔法の概念。改めてこの物語世界がよく練られたものであると伺える。意図せずして「力を持った者」となった一人の少年が巻き込まれた政治ゲームに翻弄される中で、魔王「である」ことを引き受ける決意をするまでを描いている。打ち切り感はやはり否めないが、一人の少年の「決意」までの姿を描ききったことはやはり評価されるべきだろう。世界観を巧みに使いこなし、ポイントを抑えたエンタメとして過不足ない仕上がりになっている辺りも力量の高さを伺える。隠れた名作と評するに、異論は全くない。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • シュエパイ

    殺すことと、殺されることと、魔王と英雄の間に横たわる無数の人影がちらつく始まり。あぁ、竜や獣やレギオンと心を通わせてきた魔王様だけど、まさか機械でもいけるとはなぁ・・・!想像力っていうか応用力っていうか、面白いな♪新たな魔将エウリュアレのあり方も面白いのに、これで終わっちゃったのが残念!でも・・・魔王の去り際の名演技に、英雄との間に交わされた小さな未来への予感に、何かやっと安堵するようなラストシーンでしたよ。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • K-Wing

    ここからさらに盛り上がるって時に……。 でも、魔王が教会のお偉いさんを倒すと魔法使い側にとってはどうなのかね。  続きを読む…

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  • のぶ君

    そっか…、再読は3年ぶりか…。面白かったですよ、わくわくして。んで、この魔王。魔王たるべく、「魔王をただの少年が演じている」という点で、その界隈では高名な大魔王ゾーマとは違うのであります。少年は魔王らしくあろう、とこれからも一人で戦っていくのかも知れません。彼は不器用だから。ただの少年のままでは、彼には何もないけれど、魔王である彼にはたくさんのものがあるわけで。この戦いがいつまで続くのかはわかりませんが、僕はサラとアウルの幸せを願わずにはいられないのです。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • ガルド

    【B++】隠れた名作とはこのシリーズのこと。なぜ打ち切られたし。この巻のラストは、あれはあれで嫌いじゃないですが。でも! 俺は続きが読みたかった!!! 続きを読む…

    ネタバレあり
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