
あらすじ紹介
特区を訪れた吸血鬼の兄弟ジローとコタロウ。彼らは、仮の宿として知り合った調停員ミミコのアパートに一泊したものの、自らの住む場所を探すためにミミコの案内で街を散策する。しかし、行く先々でトラブルが――。
みんなからのレビュー
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まりも
22兄弟が特区で住居を探す回。銀刀のネームバリューの悪影響と吸血鬼、人間両サイドの思惑が絡み合い特区に入って早々トラブル続きな彼ら。ジロー、ミミコもお互いの優しさのせいですれ違いが生じたりとストレス多めな内容ですね。まぁ次の爆発に向けた溜めの回なので仕方がないのですが。新キャラも一気に登場した事で話の密度もかなり上がってきたしこれからも楽しみです。吸血鬼作品なのにこのむさくるしさはありやと思うよ笑 続きを読む…
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じお
11★★★★★ 一応再読。特区に無事招かれたジローとコタロウ、そして彼を連れてきたミミコの三人は最高の毎日を送るためにまずジロー達の家を探すことに、だが香港聖戦の英雄「銀刀」の名は重く、それぞれの派閥の思惑が絡みあう、キャラ倍増の第2巻。面白いです、初読の時はキャラクターが出すぎて、特に会議してるオジサンたちが把握できなかった思い出、陣内の立ち位置が不明なのが悪い。ミスリードもしくは伏線が結構仕込んであるなとも。◯◯殺しのくだりは、完全に騙されてました。→ 続きを読む…
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のれん
11保護者の立ち位置でありながら、衝動と理性両方に追い込まれてるのがジローの特徴だろう。 超然としながらも、その実崖っぷちな等身大さが吸血鬼という人間に近いモノという魅力にベストマッチしてる。 バトル描写よりもゴチャゴチャした強キャラが一堂に会するのが面白いというのも、この作者のいつもの感覚。 やっぱこの策謀だらけでどいつもこいつも腹に一物仕込んでる感が良い。 でも今作格闘描写が多くて、後の作品から見るとなんとなくそこら辺は拙さが見える。大物作家での努力を見て歴史を感じる。 続きを読む…
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晦夢
9いよいよ本格始動と言ったところで、重要そうなキャラがどんどん出てくる。銀刀ことジローのネームバリューは凄まじく、どこに行くにもその弊害を受ける。色んな人の思惑が絡み合ってすごくいい。それにしても1巻からここまでまだ2日も経ってないとは、中々密度の高い内容となってる。次巻以降もどんどん加速していきそうだから期待。 続きを読む…
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rainmaker
7「斬って斬って斬って斬って。それでも狂気は去らない。それでも悲しみは埋まらない」/BLACK BLOOD BROTHERS2巻目。特区鳴動。ジローの過去の盟友、強敵が顔を出す今巻。過去からの因縁、繋がりって大好物なんですよね。今回は溜めの巻なので、この溜めの分、次巻はあとがきのとおり派手になるので、すぐに次巻へ。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2004/12/25
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定価638円(本体580円+税)
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ISBN9784829116715