あらすじ紹介
ティムは過去を捨てた男だが、兄を忘れた事はなかった。 ダラスはどうしようもないチンピラだが、妹だけは護りたかった。 クリストファーはとてつもない変人だが、なぜか自然を敬っていた。 『葡萄酒(ヴィーノ)』は最強最悪の殺し屋だが、マジで婚約者を愛していた。 刃物使いたちの死闘(バッカーノ)に呼び寄せられたキレた奴ら。血の雨が止む時、雲間から覗く陽光を浴びるのは誰だ――?
みんなからのレビュー
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まりも
32闇の住人達によるドタバタ群像劇の7冊目。ラミア、ギャング、殺し屋、マフィアたちによる戦いの後編。今回の話のおかげでマリアとチックの事が更に好きになれました。新たな癒し要素やね。彼らの掘り下げをすると同時に、他のキャラクターを巻き込むことで物語の世界観も深めていくとか本当成田さんはすごい作家さんだわ。トンデモ実力者ばかりになったことで、インフレも一気に進んだけど、その中でも頭一つ飛び抜けてるとかクレア強すぎる。ロニーは番外みたいなものだし、人間最強はクレアで決定かな。ネブラの思惑が気になるし、次巻も楽しみ。 続きを読む…
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スケキヨ
19『ラルウァ』と『ラミア』が出てきて、なんだなんだ、いよいよ摩訶不思議になってきたな~と思いました。フェリックスとシャーネのカップルが可愛らしいというか、微笑ましいというか、お熱いというか、つまりは当てられました。そして良いトコロを見逃さずちゃっかりかっさらっていくロニーさんも好きです。まさかロニーさんがアイザックとミリアを気に入ってるなんて驚きです。『不完全な「不死者」』について「寿命で死ねるならいいじゃないか」という意見に「…まあ、そうだよね」と同意できてしまう私はかなりこの世界に夢中なようです。 続きを読む…
ネタバレあり -
白玉
17クレアとクリスの戦闘シーンは映像で是非観たい!文字だけだとどうにもわかりづらい…。強者キャラの中でもクレアは強さの次元が違うらしい。だからこそ、シャーネとのラブラブっぷりが可愛らしくていいです。話の中心だった、チックとマリアもとてもいいコンビだったので今後も出番があったらいい。ダラスは今回のことに懲りたらイブのためにも屑な行為は控えてもらいたいが、無理だろうなぁ。悪魔のロニーさんも中々不気味ですが、自分が何よりも怖いと感じたのは事件後も平然と通常営業してるネブラ社ですよ(´Д` ) 続きを読む…
ネタバレあり -
かめ吉
121933年の完結と、新たなる話への序章。刃物使いたちが一同に集結して繰り広げられる死闘。アデルにやられ自信を失ったマリアを励ますチックが素敵でした!アイザックとミリアのコンビが一番好きだけど、今回のチックとマリアのコンビもいいなと思いました。エピローグのマリアがチックに告白する場面がお気に入りです!そして、序章ではラッドが再登場するフラグが立ったので楽しみ! 続きを読む…
ネタバレあり -
凛
12再読。お気に入りのミストウォール編。クレアVSクリストファーが見物。毎回瞬殺してしまうクレアと闘いが成立する程、何気に強いクリス。人間臭くて会話が優しげ上品で愛嬌あるから好き。登場シーンで痛い子すぎて笑ってしまったけども。クレアはシャーネと一緒にいると一瞬イケメンと勘違いしそうになってしまう罠。口を開くといつも通りで正気に戻る(笑)大人しく鍵開けしているクレアの横で、ドアを派手に蹴破るエニスに爆笑だった。ベリアムの伏線はなかなか読みにくくて気になるところ。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2004/11/25
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定価759円(本体690円+税)
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ISBN9784840228503