半分の月がのぼる空 3
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半分の月がのぼる空 3

橋本紡 (〔著〕)

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みんなからのレビュー

  • とら

    一気読みしか出来ないよこんな展開の連続じゃ!なにも特別なことはしてない。この巻だけに限らずに、だ。裕一だってただ普通に普通の少女と普通の会話をしていたいだけなんだよね。あ、そっか。里香にとってはすべてが新鮮で、特別なことなんだな。学校に行くことだって、写真を撮られることだって、アダナで呼ぶことだって、異性に対して感じた特別な想いを伝えることだって、全部、全部。あ~、ほんとうに心から頼む!里香を助けてやって!せめて、もう一回で良いから二人を会わせてやってくれ!...というか相変わらず引きが上手い!w 続きを読む…

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  • た〜

    「覚悟」の物語。生きるために死ぬ覚悟、彼女とともにあるためにすべてを捨てる覚悟、そして周りの人たちのそれぞれの覚悟。結構シリアスなラノベです 続きを読む…

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  • くろり - しろくろりちよ

    病院という場所でのボーイ・ミーツ・ガール<半分の月>3冊目。手術をすることが決まり、裕一に写真を撮って欲しいという里香。いろいろな表情の里香。フィルムに自分の姿を残すことに、どんな気持ちを込めたのだろう。1日だけの登校、いじけた姿、照れた姿、笑った顔。「身体がきついとね、もういいやってね、死ってそんなに遠くにあるわけじゃないし」そう言った里香が「生きたい」と望む。手術は始まり長い時間が過ぎ…。どうしようもなく無力な時間。また元気な姿になってほしいと願わずにはいられない。里香の手術はどうなったのか…次巻へ。 続きを読む…

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  • 瑪瑙(サードニックス)

    相変わらず司君いい味だしてる。裕一のおマヌケな所や里香一筋の所も相変わらず。そして前の巻以来引き続き夏目の事は気に食わない。どんなに腕の良い医者だろうがその態度は本当に気に障る。17歳の高校生相手に大人げないし、言動が最低。里香も穏やかな笑顔を見せたりして少しほっとしたのもつかの間。いよいよ手術が行われ、果たして結果は?という所でこの巻は終わっている。本当に結果が気になるところです。 続きを読む…

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  • 長尾鷹弥

    長い入院生活で、無味乾燥な毎日を送っていた里香の望んだ、たった一日の学校生活。それは、日常にありふれたものでありながらも、病弱な彼女にとっては味わうことのできなかったもの。そして訪れる突然の発作。裕一の心は揺れに揺れ、里香に対する裏切りとも呼べる行為にまで及びかける。このシリーズを通して言えるのは、半月=希望の光、ということ。今作では対極とは言えないものの、新月=絶望の象徴として捉えられていた。果たして里香の病状はどう変化したのか。最後の夏目先生の微妙な言葉づかいが気になりつつも、続きに期待。 続きを読む…

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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2004/09/25
  • 定価
    627円(本体570円+税)
  • ISBN
    9784840227834

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