あらすじ紹介
相も変わらず奇怪な事件に巻き込まれる、浮世を離れた不死の呪いと機械仕掛けの二人の話でございます。東京湾に潜む闇、月の光に紛れる者、今日も二人の往く路には、怪奇怪異の百貨店。
みんなからのレビュー
-
流言
39史実とオカルト、フィクションとファクトの組み合わせが見事。内容自体はジャンクといっていいほどなのだがその描き方が巧く、戦後という舞台も相まって独特の重厚さのようなものを醸している。特に『戻れ、目を逸らさせるものよ』ではバミューダ・トライアングルの怪現象の理由を日本の風船爆弾に求め、さらにそこに超能力者(千里眼)ブーム、バックベアード、さらにX-メンまで絡めるぶっこみぶりには驚かされた。『野に咲く花のように』の戦時中処分された動物が鵺として出現するエピソードも切なかった。最近、象のはな子も亡くなりましたね。 続きを読む…
ネタバレあり -
ソラ
25最終話でやっと刀次のキャラに深みというか人間性というかそういうのを感じて、魅力的なキャラになったなぁと感じた。 続きを読む…
ネタバレあり -
くりへ~
21前巻と同じく短編が6の構成。最後のエピソードで、主人公の一人刀次のキャラクターに少し深みがでてきたかな。全体的には、前巻と同じく色々なネタが。月光仮面、忍者部隊~メタルダーとネタの年代幅が広いのはターゲットの年齢層が決まってない?。次巻以降続くなら、短編ではなく少し長めのエピソードを読みたいな。 続きを読む…
ネタバレあり -
瀧ながれ
14第2巻。短編集の形なのだけど、その短編の並びが時系列順じゃないのは意図あってのことなのかしら、内容を考えて効果的に並べた結果なのかしら。時代背景のために切ない話が多いのだけど、わたしはやはり動物が辛いことになる展開に弱くて、「野に咲く花のように」で号泣しました(このタイトルで連想するかと思いますが、そうです裸の何某です)。それ以外にも、海龍の出現とか(最後の一文にシビれた!)地下に陰陽師とか、いちいちツボにはまってます。たまらんシリーズです。 続きを読む…
ネタバレあり -
HANA
11シリーズ2巻。前巻よりも面白かった。個人的にそれぞれのキャラクターがどういったキャラかが少しずつ分かってきたからかも。それぞれの話の中に色々なネタが入っていて、考えて見つけてというのが面白くなってきた。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
-
レーベル
-
発売日2016/06/15
-
定価935円(本体850円+税)
-
ISBN9784042560203