
あらすじ紹介
東京・新宿のど真ん中に位置する『くじら堂書店』店長を務める男・宮内直人はかつて伝説的チームを率い、裏社会にまで名を轟かせた元トラブルシューターだった。そんな彼の元に、久々の《トラブル》が舞い込み……?
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みんなからのレビュー
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みやこ
77読み終わった瞬間「続編希望!」と、叫びたくなる面白さでした。久々に血が湧いたというか、爽快に楽しかった。三十路になった現在は書店店長。二十歳過ぎの若かりし頃は、伝説のチームを率いて裏社会に名を轟かせた男、宮内直人。そんな彼の元に舞い込んできた奇妙な依頼。調べれば調べるほど陰惨な事実が明らかになる一方で、並行して語られる直人の過去に惹きこまれる。そして、チームを解散し、別れたはずの仲間との今尚続いている絆。レイジとナオトの張り合ってる感と、認め合っている感が半端なく良い。吉村さんの頑張りにぐっときました。→ 続きを読む…
ネタバレあり
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まりも
70元裏社会のトラブルシューターで、現在は本屋の店長をやっている主人公がアイドルに纏わるゴタゴタに巻き込まれるハードボイルドな物語。安心安定のクオリティ。これまでの作品とは違い、血なまぐさくバイオレンスな展開にはハラハラドキドキさせられた。主人公も渋カッコいい。元トラブルシューターとしての裏の顔と普段の店長としてのギャップがとても良いですね。喧嘩に強いとか作者さんの書く主人公としては初めてじゃないでしょうか。吉村さんも可愛かったし、今後はヤンデレアイドルとの複雑な恋模様とかも楽しめそう。次巻も期待してます。 続きを読む…
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水無月冬弥
65杉井光先生(@hikarus225)の #ラノベ これはいいハードボイルドだった。いろいろ愚痴をいいつつ、それを「しかたがない。自分が招いたことだ」といいきるのは、完全なるハードボイルドの血統ですね。血なまぐさい男の話ですが、その中でアクセントをつける吉村さんがいいですね。ヤンデレ少女に負けないでほしい 続きを読む…
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よっち
61新宿『くじら堂書店』店長・宮内の元にアイドルの桃坂琴美が現れ、元トラブルシューターだった彼にストーカー解決の依頼を持ちかける物語。バイトにも舐められ仕事に対して思うことはあっても、自らが書店人であることに生き甲斐を感じている宮内ですが、一方で困った人のために奔走する姿もまた彼らしさなんですよね。宮内も頭が上がらない店員吉村さんや意外な一面も見せた琴美、そしてかつての仲間たちも魅力的な存在で、レーベルの路線に沿いながらも著者さんらしさがよく出ていた作品でした。まだまだいろいろ書けそうですし続編にも期待です。 続きを読む…
ネタバレあり
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Yobata
48「くじら堂書店」の店長を務める平凡な筈の宮内直人の元にアイドルの桃坂琴美が現れ、ある依頼をしてくる。実は直人はかつて裏社会に名を轟かせた元トラブルシューターだった。引退した身だと最初は断るも琴美の事情を知り、乗り出すことに…。新創刊の杉井さんのハードボイルドもの。こういう若いヤクザが絡む推理系を書かせたら、やはり安定して面白いね。元トラブルシューターの書店員店長が解決に挑む話で、店長としては童顔もあって威厳なしだけど,トラブルシューターとしてはまさに狼のごとく目敏く,そして牙を振るう。そのギャップが→ 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2016/02/15
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定価770円(本体700円+税)
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ISBN9784042560104