あらすじ紹介
和歌丘の町は、吸血鬼『ザ・ワン』によって完全に封鎖されてしまった。だが、いまだに予断を許さない。なぜなら“なんでもあり”の舞原家が介入してくるかもしれず、そうなると、和歌丘ごと殱滅されかねないのである。そんな事態を避けるべく、舞原家(=舞原イハナ)を抑える切り札―舞原サクラ(家出中)を手に入れたい吸血鬼たちなのだが、なかなかどうしてサクラとその周囲は一筋縄ではいかず…。一方、三鷹昇はいまだカンバり中なのだが、こちらもなかなかどうしてそう簡単ではなく…。人気シリーズ第12弾、登場。
みんなのデータ
-
3評価する
-
1読みたい
みんなからのレビュー
-
sakadonohito
5まさか2巻連続で主人公抜きで話が展開していくとは思っていなかったし、事態は動いているけどいまだ予断を許さない状況で、え?これ本当に収拾つくの?と不安になった。若干がっかりしつつ次の巻も読みます。 続きを読む…
ネタバレあり -
ヴィオラ
5ザ・ワン編の2巻目。吸血鬼側が人間に対して攻撃的でないので、問題が起きるのは大概「人間vs人間」という構図の中。 とりあえず、ザ・ワンの、出自を含めた設定・新解釈がとても面白い。ザ・ワンの産みの親?が、まさかあの人だとは!w そう考えるとやっぱり、無理に「悪魔のミカタ」シリーズの中でやらなくても良かった気もしてくるなぁ…(^◇^;) 続きを読む…
ネタバレあり -
遠野りつこ
1日炉理坂で全面戦争かと思いきやまだ和歌丘。面白いからいいけど。水彩の強さが光る一冊だった。「だから笑って見下ろさないで」の一言がカッコよすぎる。このシリーズ本当に女性強いし魅力的だね。個人的には昇くんとサキさんの別れにときめいた。ベタだけど。少年とメイドの組み合わせって素晴らしいですね。 続きを読む…
ネタバレあり -
ふじさん
1「ザ・ワン編」第二幕。物語自体には取り立てて派手な動きがあった訳ではないが、完結へ向けて続々と布石が打たれている印象。未だ堂島コウの姿は影も形もない。前巻より引き続き、ライトノベル作品ながら正面から「吸血鬼譚」に挑んだ内容で、緊張と緩和が絶妙に入り混じる構成からは、作者の突出したバランス感覚がありありと感じられた。後書きの言葉通り、誰を主人公として見ても成立するほど魅力的なキャラクターに溢れた今回のエピソード。個人的にはエレナの行く末に注目しつつ、何やら重要な役割を果たすらしい美里の動向にも気を配りたい。 続きを読む…
ネタバレあり -
kakko21
1やはりみーくるメンバーは出てきません。新キャラたちも決して悪くはないのですが。ちょっと寂しい。「ザ・ワン」の設定がいいですね。次々と仲間を増やして行く、バイオハザード的な。ワクワクします。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
-
レーベル
-
発売日2004/02/25
-
定価605円(本体550円+税)
-
ISBN9784840226028