あらすじ紹介
人の夢を喰う代わり、宿主に超常の力を与える「虫」が出現して10年。大助と虫憑きの少女・詩歌が出会い、惹かれあう時、運命の歯車は回りだす。大助は特務機関員にして最強の虫憑き「かっこう」だったのだ――!
みんなからのレビュー
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tototousenn@超多忙につき、読書冬眠中。
75☆3.75 少年少女の「夢」はときに、 希望や欲望が飽和しやすく、生きる目的そのものともなる。 その「夢」が自らの器から漏れ出すほど大きくなり、 自制できなくなる時、昆虫に似た超常の存在「虫」が少年少女に寄生する。 「虫」は「夢」を喰う代わりに宿主である少年少女に 超常の力を与える。 「虫」に寄生された者たちは「虫憑き」と呼ばれ、人々から差別と恐怖の対象になっていた。 続きを読む…
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まりも
41人の夢を喰う代わり、宿主に超常の力を与える「虫」に憑かれた少年と少女の出会いから始まる物語。人がどんどん死んでいく。これ結構好きな世界観やし、雰囲気もかなり良い感じなんだけど、この1巻だけだと正直微妙ですね。なんか決定打に欠ける。重要なポジションについているキャラが早速死ぬのには驚いたけど、それだけだとイマイチ心惹かれのよね。面白くなりそうな予感はビンビンしてるし、今後に期待といったところでしょうか。それにしても切ない物語だなぁ。 続きを読む…
ネタバレあり -
磁石
18夢を喰われる代わりに、超常の力を与える虫……。いわゆる、想ったことを即座に現実へ/暴力へ変換できる力。管理/そうじゃない一般市民との調整をしなければならないのはわかるが、徹底的に叩き潰すのはなぜだろうか? 諸外国から顰蹙を買う/気づかれれば包囲され駆逐されてしまうから。ただ虫憑きの大半は「居場所が欲しい」、なら防人として雇って崇めればいい、憑いてない人たちは存分に媚を売ればいい。簡単そうなのに、現実でもこの手の言い訳がまかり通りそうだから怖い、虚しくなる。 続きを読む…
ネタバレあり -
秋庭誠
10D+ 裏表紙に「最高で最悪のボーイ・ミーツ・ガール」ってあるから、ハズレかななんで思ったけど、大間違いだった。大助も虫憑きだったのか。推理力無いな、自分。バトルシーンの脳内再生余裕。さあ、この後どうなるのか楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり -
ブルー
9面白い。しかし設定、世界観が少し分かりづらい。悲しくて、暗い、泣ける話。人物がいきなりたくさん出てくる。その関係も複雑で、理解するのが難しかったが、これはかなり面白い。人物たちが魅力的。最近のライトノベルにはない面白さも感じた。王道の能力バトル作品。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2003/05/01
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定価704円(本体640円+税)
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ISBN9784044288020
関連サイト
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公式サイト