あらすじ紹介
友人が、仲間が、次々に惨劇に巻き込まれていく……。不死の力を手に入れた惣太だったが、絶望の淵に追い込まれる。俺の力は誰も救えないのか……。虚淵玄が送るピカレスクロマン、待望の続編!
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7**吸血鬼・前後編感想**なんだこの傷は……!? ある日惣太が目覚めると首筋に"咬まれた"様な大きな傷跡がふたつ…。そこから夜の物語は始まった…。人の身に分不相応な暴力と永遠の命という、吸血鬼の肉体がもたらす負の快楽に彼はこのまま堕ちてしまうのか!?――傑作吸血鬼作品!吸血鬼を始めとする人外の化物を、著者が実に研究していると初読時、感嘆と共に記憶したことを覚えています。そして、吸血鬼作品の醍醐味の一つにですが、人生を振り返る"寓話的な側面性"があると思っています。 ⇒続き 続きを読む…
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白義
7原作の虚淵氏もさることながらそれぞれのルートでそのストーリーを大幅に変えるゲーム原作の核心を自分なりに掴み、文庫二冊に結晶させた種子島氏にも乾杯。ギーラッハ、フリッツと、男の世界全開なのに女々しい執着もある男たちの雰囲気が独特。一方、一番こういう言い方が適当かはわからないが、強い人物は香織だったのではないかとも思う。自分の中の怪物との葛藤、全てを出しきったような最終決戦、昭和ライダーのエッセンスも平成ライダーのエッセンスも詰まっていて、鎧武が楽しみになった 続きを読む…
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urarincho
6うーん、こういう最後ですか。なんとなく納得感が満足しない感じでした、私的には。モーラとか網野鏡子のその後っちゅうか、なんとなく中途半端で。来栖香織も、白柳弥沙子の事件があったのに最後は満足の大往生ってのがなあ。リァノーンもロードヴァンパイアの力を伊藤惣太にに引き継いだら死ぬのかと思ったら共に生きていくの?とは思いながらもリァノーンと惣太が過去の記憶を取り戻し(?)、アルガとしての思いややり取りはなかなか良かったように思います。あと、ジグムント・ウピエルが案外いい奴だったのかも、なんて思わせる最後がなかなか 続きを読む…
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CCC
5サクサク展開だったけれど終盤でぐっと深み増した気がする。上手くまとめてたんじゃないかと思う。ラストも余韻があってよかった。けどあとがきで押されてるように、やっぱ原作やった方がいいんだろうと思う。重みがだいぶ違いそう。 続きを読む…
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無重力蜜柑
4ゼロ年代初頭の伝奇異能バトル全開。ノベライズには苦心したようだが駆け足感は否めない。ナハツェーラーがモーラの親だったとかも原作だとしっかり描かれるんだろうし。とはいえこんなに昔のゲームを今からやるのも……。虚淵玄というライターの系譜を理解するための作品(文章は別人ですが)。モンスターバイクを人間離れした膂力で制御するヴェドゴニアのカーチェイスなんかは、その後『Fate/Zero』でセイバーが騎乗スキル使って同じことやってたね。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2003/03/01
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定価713円(本体648円+税)
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ISBN9784044278045