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みんなからのレビュー
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徒花
238おもしろかった! 禁酒時代のニューヨークを舞台に、錬金術師が生み出した不老不死の酒をめぐって人々がバッカーノ(バカ騒ぎ)する物語。登場人物がやたら多いし、視点もコロコロ変わるからちょっと誰が誰だかわからなくなることもあるけど、読みやすい文章とテンポの良いストーリー展開、くどすぎずちょうどいい説明などなど、エンターテイメント小説としての完成度は高い。プロローグとエピローグ、それに口絵部分など、細かいところまでこだわっていてよい。 続きを読む…
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海猫
99勢いで読ませるが勢いに走りすぎな印象。後で書かれたデュラララ!!シリーズを読んでるせいかどうしても稚拙さを感じてしまう。群像劇にしては各キャラの人物像型や心理が薄いし描写も弱い。この内容ではもっとページ数がいるのではないか?ギャグやユーモアが滑り気味なのもちょっと困惑する。10年ほど前のデビュー作なので仕方ないといえば仕方ないが。続刊ではより洗練されるのを期待してシリーズを読んでいきたい。 続きを読む…
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とら
61題名から何も内容が想像できず、前知識無しで初読したが、此れは良い。話の構成が、まず主となる話の未来から始まって、主となる話、そしてまた未来に戻ると言う物であり、それも面白いと思う。色んなグループが色んな形で「不死の酒」に関わって、物語の運命の歯車が回っていく様も読んでいて心地良い。読んだ後味は、心が温かくなった。次巻以降どうなるのか楽しみ。 続きを読む…
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まりも
53マフィアの跋扈する禁酒法時代のアメリカを舞台にしたドタバタ群像劇の1冊目。飲めば不老不死になれる酒を巡る話。すごく賑やかで面白い。個性豊かなキャラたちが好き勝手に物語の中を駆け回る姿は読んでいてとても楽しく、最初から最後までワクワクさせて貰いました。これがデビュー作とか成田さんはホンマすごい作家さんやで。成田流ドタバタ群像劇の醍醐味を思う存分味わう事が出来る、とても素晴らしい作品ですな。爆発力が最高すぎる。勿論次巻も読みます。他のシリーズも近々読まないと。 続きを読む…
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645
52不死の酒を巡って繰り広げられる“バッカーノ(バカ騒ぎ)”。とても20日で書き上げた処女作とは思えない出来栄え。成田良悟の作風である群像劇は一作目から健在。数多くのキャラが自由奔放に動き廻っている。キャラの掘り下げは浅い面があるが、不死の酒に関わってしまった者の人間模様は面白く、別々であった場面が交錯する瞬間は読んでいて気持ち良い。“不死”というテーマ上、描かれる時代・場所は様々で池袋限定の『デュラララ』とは対照的。舞台は個人的にこちらの方が好みかな。群像劇は巻を重ねてこそ面白みが増す。続きを早く読みたい! 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2003/02/25
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定価627円(本体570円+税)
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ISBN9784840222785